“泣き虫先生”から受け継がれる教育への想いから学ぶ

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“泣き虫先生”こと、山口良治先生。ラグビー界ならずとも、その教育者としての姿勢と実績は知る人も多いと思います。自分は、もちろんあのテレビドラマ『スクール☆ウォーズ』で人を知るに至ったわけですが…。苦笑

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その山口良治先生と4月から兵庫県で公立高校の先生になる元朝日放送のアナウンサーの清水次郎さんの対談の記事を読んで教育についていろいろ考え、学びをもらいました。

今とその当時では、社会の様子も違えば、生徒と保護者と先生の在り方が違う。もちろん、時代が違うことなので単純に比較することはできないし、昔が良かったとか今が悪いとかいう気は無い。教育現場は社会の縮図そのままであり、そこにある現実を受け止め、向き合うところから始まるのが教育だと思う。ただ、その変化の中から現場で子どもたちに対峙する先生の教育に対するスタンスが大きく様変わりしたことは、いささか淋しさを覚える。

そんな、昔と今の教育現場の違いを山口良治先生は清水次郎さんとのやり取りの中でこう言葉にして伝えている。

清水「今、私が同じこと(生徒を叩いて叱ったことに対して保護者に謝罪をしなかった。)をしたらダメですね。」

山口「気をつけや(笑)。ちょっとしたことで言われる時代になった。ますます教師は何もしなくていい職業になってしまう。」

この一言に、今の教育現場の限界を感じてしまう。もちろん、そういった指導が正しいということではなく、教育に対して、教育者がそれだけの責任を負って向き合っているかどうかという点での話だ。

山口良治先生の教育論

ラガーマンらしい“体当たり教育”から見えてくることはたくさんある。見て見ぬふりをしない。生徒と積極的にかかわって道を外れさせないようにする。根底にあったのは「教育とは思い出作りをサポートすること」だった。

そんな山口良治先生の教え子である山本清悟先生は、伏見工卒業後、師と同じ日体大に進み、教職の道に入って、現在、奈良朱雀高校の体育教師でラグビー部監督を務めている。そんな山本清悟先生は、師の教えと自らの経験から合わせた考えとしてこんな教育を子どもたちにしているという。

「人に期待される人間になりなさい。されたなら、期待にこたえられる人間になりなさい。」

先生から教え子へ。そして、その教え子がまた先生となって新たな教え子へ。

脈々と受け継がれていく情熱と教育への想いこそ、今の教育現場に本当に必要なことではないだろうか…。

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