キーワードは『越境』。
イタリアで実践されていて、日本にはない教育システム。このシステムが子どもたちにとってすごく理想的で、成長に寄り添うという言葉がピッタリくるもの。ネットで得た情報ですが、ご紹介させていただきたいと思います。
就学前のお子さんをお持ちの保護者の方々や、その時代を過ごしてきた保護者の方々は耳にされたことがあるであろう『小1の壁』という言葉。子育てをする上で、幼稚園・保育園時代以上に子どもたちにとっても保護者の方々にとっても大変なことが多い小学校入学後の生活のこと。学校生活、放課後の過ごし方、長期休暇の過ごし方、そしてもちろん勉強など、いろんなことが大きな壁になって立ちはだかります。本人にとっても、保護者にとっても…。
そんな中で、一段と大きな壁となって子どもたちの成長を阻むのが人間関係だと思います。幼稚園や保育園の先生とお別れし、場合によってはお友だちともお別れし、新しい人間関係の中で迎える新しい生活。不安と負担は半端なく大きく、その壁をどう乗り越えるかでみんな頭を悩ませているはずです。
そんな『小1の壁』をイタリアではどうやって乗り越えているのか?
その鍵が最初に話したキーワードの『越境』です。正確には『先生の越境』という手法で、子どもたちのスムーズな成長へとつなげているそうです。
具体的には、年長と小1のクラスでは幼稚園や保育園側と小学校側からそれぞれ先生がやって来てそのクラスのダブル担任となって子どもたちをサポート。これを2年間続けることで上手に引き継いで、『小1の壁』を乗り越えているそうです。子どもたちは慣れ親しんだ先生と一緒なので安心して『壁』を乗り越えることができますよね。
ちょっとした工夫と行政の努力で、子どもたちの負担を軽減し、スムーズかつ安心して過ごせる環境を作る。子どもに寄り添う本当にすばらしく丁寧な教育システムだと思います。
こういった活きたお金の使い方をして、子どもたちの成長に役立てて欲しいですね☆