一直線と回り道

勉強でも人生におけるいろいろな場面でも、目標やゴールに向かって一直線&最短距離で突き進めるのが理想的。でも、現実は…。

回り道大好き、というか知らず知らずのうちに気が付くと回り道ばかりして生きてきているうちに回り道が当たり前になっちゃってる人間にとってはなんの苦もないことですが、みんなはできるなら避けたいと思っているみたい。

特に子どもたちにとって重要である勉強の場面を見ていて、本人の様子と保護者の方々から聞く声でもそのあたりで苦労していることがよくわかります。

簡単に言えば、子どもたちにとって理想的なのは一直線にゴール(答え)に辿り着けることであり、その道が閉ざされると、その問題は本人にとって『この問題は無理』という結論に達してしまって、もうお終い。

でも、保護者の方々は考え方を切り替えたり、いろいろ工夫しながら答えに辿り着く努力をし、そんな力を身に付けてもらいたいと願っている。

この考え方、思いの違いが大きいので、ご家庭で勉強を見ていてケンカになる(怒ってしまう)なんて話はしばしば…。というより、ものすごぉ〜くよく聞く話。これは簡単に解決できる問題ではないので子どもたちとしっかり向き合い、考えの切り替え方のポイントをいろいろ示してあげながら、地道に身に付けてもらうしかないことだと思っています。

さて、今日の本題へ

先の話にもつながることだと思っているので、今日お話したいことを勉強に絡めて少し書いてきましたが、今日の本題はその基盤とも言うべき、考え方や生き方に関する思い。

最初にも書いたように、人生におけるいろいろな場面でも、目標やゴールに向かって一直線&最短距離で突き進めるのが理想的だと思うし、自分もそれを目指して生きています。

が…。

現実は、その真逆で、「特技は?」と聞かれたら自信を持って「回り道!!」って答えられるぐらい回り道だらけの人生です。笑

でも、本人は至って真面目に最短距離を一直線に進むつもりでスタートを切っています。

そのスタートと結果の違いはなんなのか?

結局、考え方・捉え方の違いだと思っています。

スタート時点で回り道をするための選択はしていません。というか、していないつもりです。

まずは自分なりに最短距離だと思う道に全力で踏み出します。でも、途中で「あれっ?間違ってるぅ?」って感じた時点で、そこから考え得る最短距離だと思う道に向かって踏み出します。しばらくすると、また「あれっ…?」の繰り返し。

それぞれの選択の際には、ちゃんと一直線に進んでいます。でも、間違えていたり、軌道修正の必要性を感じたら、そこから違う方向へ、また一直線に進みます。最後になんとかゴールにたどり着いた時、自分の歩んできた道を振り返ってみると、見事なまでにジグザグだったり、回り道だったり…。苦笑

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そう。

回り道なんて結果に過ぎないってこと。

気持ちはいつも、真っ直ぐ前を向いて一直線。

要は、立ち止まった時に諦めてしまうことなく前に進み続け、最後にゴールに辿りことが大事だってこと。途中の過程なんて大した問題じゃない。

一直線に進んだつもりでも、ちゃんとゴールまで辿り着けなければ結局はスタート地点にいるのと大差なし。どれだけ回り道しようと、ちゃんとゴールまで辿り着ければ、またそこから新たなスタートが切れる。しかも進んできた道の一つひとつはちゃんと一直線。

結局、本人の気持ち次第ってことだよね☆

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