「めんどくさい…。」
「だるい…。」
日常生活でもそうだけど、勉強してても、最近の子どもたちがよく口にする言葉。その気持ちが勉強の場面で出てくると、計算を省略したり、書く字が汚くなったり…。すると結果的に、明らかに点数や結果につながってくる。
ムダは嫌い。
ご多分に漏れず、もちろん私もムダは嫌いだし、できるだけムダの無いようにしたいとは思っています。
ただ、そこにこそ成長のチャンスが隠れていることも経験で知っているので、一概に嫌いだとは思ってないし、ムダをしたと思ってもそれがどこにつながっているかを考えるのも楽しみの一つになっています。
ある意味、スーパーポジティブ思考とも言われてますし。笑
もちろん、それは大人になったから感じられていることであって、子どもたちに同じことを感じなさいというのも難しいことだということはわかっています。
勉強の場面におけるムダ
それでも、勉強の場面においてはムダを本当のムダだと思わず、自分にとって必要なことだと信じて、必ずやるようにと指導しているし、やって欲しいと願っています。
算数や数学の問題で途中の計算式は絶対に省略することなく全部書く!!
英語の単語や国語の漢字を覚えるためには苦手な子ほどしっかり手を動かして書く!!
わからない言葉があるときちんと辞書を引いて調べるようにする!!
そういった説明をすると、必ずと言っていいほどの確率で冒頭の
「めんどくさい…。」
「だるい…。」
という言葉が返ってきますが、その言葉を言って楽な方に逃げた先には、決して自分の夢へとつながる道はないということをしっかり知っておいて欲しいと思います。
ムダだと思う途中の計算式でミスが軽減され、正確さが身に付き、点数がアップする♪♪
単語や漢字を覚えるために時間をかけて手を動かしていれば、覚えやすく忘れにくいため、点数もアップする♪♪
辞書を引くことで知りたい言葉以外にその周囲の言葉も自然と学べ、語彙量がさらに増えて、点数もアップする♪♪
なんて、単純にいかないかもしれないけど、その過程における努力は決してそのがんばった人を裏切りません。それこそが、本当の意味でムダが成長につながる大事な道になるのだと信じています。
さぁ、みんなでがんばってムダを楽しもう!! (^^)/