移動時間の存在をきちんと生活に盛り込もう!!

新年度の準備が最終段階に入ってきていますが、いろんなことが確定に至らず、まだまだみなさんにはご心配やご不便をお掛けしています。

なかなか確定につながらない大きな要因の一つが、新中学1年生のみんなの動向。ご経験のある保護者の方々ならお分かりいただけると思いますが、小学校から中学校へのいろんな面での変化は想像以上に大きく、特にお子さんが初めて中学校にあがるご家庭にとってはほとんどのことが未知数でイメージがつきにくいため、方向性を決めかねています。って言うか、わからないから決められないですよねぇ…。苦笑

中学校での生活はわからないことだらけ…

勉強自体が教科数が増える上に難しくなることに対応できるのか?

小学校のような担任制から教科担任制に変わることによる影響がどう出るのか?

部活動を始めるか始めないか?それにより帰宅時間はどうなるか?

部活終わりの遅い時間からで学習時間はきちんと確保できるか?…などなど

上げていればキリがないぐらいに不安要素満載。だから、新中学1年生の授業カリキュラムについては、「たぶん、こうなるだろう…」という形で組むしかなく、実際に学校が始まり、いろんなことが見えてくる中での対応が求められます。

そんな中で、茶屋町近隣から通って来てくれている子どもたちではなく、少し距離があって保護者送迎で来られているご家庭では時間的なことや子どもへの負担のことなどで悩まれて、子どもにとって一番いい形を一生懸命模索されているというご相談をよく受けます。

送迎か自力かといった手段に関係なく、学校や塾への移動にかかる時間については、しっかり考慮してもらいたいと思っています。

往復に費やす『移動時間』

あたり前の話ですが、使える時間に限りがあるのだから、時間は有効に使いたいもの。だから、中学3年生の進路指導の際などにも高校選びのポイントの中に学校までの往復に費やす『移動時間』の存在をよく話しますし、それは塾に通うということにおいても同じこと。例えば、移動手段が電車やバスなどで、その間にも勉強や読書などで時間が効率よく使えるのならいいですが、自転車ではそんなことはできないし、保護者送迎の車の中でテレビがお楽しみ☆なんてことだと、時間がすごくもったいない。

仮に往復で1時間余分にかかるところに週に2回通ったとしたら、2h/週×4週間(1ヶ月)×12か月(1年)で少なくとも96時間を移動に費やしていることになり、「その時間を〇〇に使えたら…」って考えるとどうにかできないかな?って思うようになります。

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学校の授業が終わって、部活をして、家に帰ってご飯を食べて塾に来る。塾が終わって自宅に帰り着くのが21時半や22時なんてことになると、一体いつ学校の宿題や予習・復習をするの?って感じになるし、そもそも時間をかけて移動して塾に来た時点でヘロヘロになってしまっていたのでは、塾での勉強の効率すら低すぎて何をしているのかわからないことにもなりかねません。

実際、教室に来て勉強している子がかろうじて目は開いてても、頭の中が寝ちゃってる時間も結構多かったりするし…。苦笑

だからこそ、生活スタイルを考える上で、その移動時間の存在を生活の時間の中にきちんと考えて盛り込み、計画を立てることが重要であり、その際には学校選び、塾選びが大きなポイントになります。

自宅から近いことは大きなメリット

わざわざ遠方からSelfishを選んで通って来てくださっている方もいらっしゃり、それはとても光栄であり、うれしく思っております。

しかし、その時間を子どもたちのためにもっと有効に使えるようにしたり、送迎の負担が保護者の方々にかかるのを軽減したりするためには、ご自宅の近くで子どもたちのことをきちんと見てくださるところがあればそちらを選択することが、時間を有効に使え、それで空いた時間を他のことに利用できればいろんな意味で効率は良くなり、成長への可能性も広がるはずです。

世の中、すべてのことで単純に効率のみを追求することが決していいことではないし、そんな簡単な話じゃないのですが、限りある時間の中で最大限の努力をし、最高の結果を出すためには、いかにしてロスを減らせるようにできるかを考えることはとても重要なこと。子ども自身ではまだまだそのあたりを考え、決めるだけの力がないのなら、やはり保護者の方がしっかり考えて決め、導いてあげることが必要だと思います。

もちろん、保護者の一存だけで決めてしまうのではなく、子どもときちんと話をして決めることが大切だということは忘れないでください!!

子どもたちにとって最善の道をしっかり考えてあげてくださいね☆

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