数値設定

衆議院の解散からこっち、来月16日に迫った選挙に向けていろんなところで舌戦が繰り広げられてますね。

報道関係の番組なんか見てるとそればっかりだから飽きるし、聞いてると腹が立ってくることも多々。

理由は簡単。
どの政党も単なる“足の引っ張り合い”しかやってないから。

主張するにあたって、まずは「〇○党は△△だから…」から始まって、自分たちを持ち上げようとする。
他を下げることで自分たちを上げようとせず、自分たちがオンリーワンとしてこんなにすごいから上なんだという形で主張できないものなのか?

まさに子どものケンカのレベル。
やってて恥ずかしくないの?って聞きたくなる。

まぁ、こんなこと言い出したらキリがないので本題に…。

民主党が出したマニフェストがニュースで取り沙汰されてます。
ポイントは数値設定。

前回、民主党が政権を奪取した選挙で掲げてたマニフェストの数値設定をことごとく達成できなくて、それが信頼の失墜につながっていると判断した民主党が、今回は同じ轍を踏まないようにするためにマニフェストの中味を曖昧にして突っ込みどころを減らしたというのが見え見え。
政治家ってあまり頭がよろしくない人が多いの?って思っちゃう。

数値設定というのはとても大事なことであり、それをきちんとしないと言ってることに説得力なんてありゃしない。
もちろん、そのために明確な根拠や手順があってこその説得力。
単なるバラまきのための根拠がない数値設定には説得力はないし、そんなことしてるから結果的に自分たちの首を絞めてるのに…。

もちろん、すべてのことが明確な根拠や手順があるからといって数値設定できるわけではない。

例えば、子どもたちの指導をする上での指針を出す際にも、テストの結果が基準であれば点数とか順位という形で目標の数値設定もできるし、それを具体的に本人や保護者に説明することもできる。

でも、Selfishが子どもたちの支援をする上で大切にしている"生きる力"を基準とすると、それを目標として数値設定することは難しいし、それによりある程度の結果を測ることもできないって感じ。

だから、マニフェストにしても、そのあたりをきちんと区別してできるべきものは明確な根拠や手順に基づいた数値設定を行ない、そうでないものは違う意味で有権者にきちんと伝わる形で明示する。
それぐらいのことをきちんとしないと有権者に伝わるわけもないし、それをしないなら逃げと思われても仕方ない。

そんな政党に有権者が投票するかなぁ???(笑)

第三極の動きが活発なため、いつもの選挙とは一味違う様相を呈しているがどうなることやら…。

一つだけ明確なのは、どこの党が政権を取ろうともまったく期待が持てない選挙であるということだけ……。(苦笑)

-ひとり言

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