AI vs 人間

どんどん進化し、いろんな分野に進出してきているAI。人間の仕事がどんどん奪われている中で、人間はどうやって生き残っていけばいいのであろうか?

ここでちょっと人工知能(AI)についての基礎知識。

人工知能(じんこうちのう、(英: artificial intelligence、AI)とは、「『計算(computation)』という概念と『コンピュータ(computer)』という道具を用いて『知能』を研究する計算機科学(computer science)の一分野」を指す語。「言語の理解や推論、問題解決などの知的行動を人間に代わってコンピューターに行わせる技術」、または、「計算機(コンピュータ)による知的な情報処理システムの設計や実現に関する研究分野」ともされる。(※Wikipediaより引用。)

って、余計難しくなった気が…。苦笑

結局、簡単に言えば、コンピューターが人間の代わりを、それも人間よりも効率よく、人間では敵わない膨大な量のデータをとんでもない速さで処理して一つの答えを導き出すという、とぉ~~~っても優秀な“頭”って話。

これだけ聞くと、人間では太刀打ちできないって気になっちゃって、人間の仕事がどんどんAIに奪われても仕方ないのかなぁ…って思っちゃいますが、いくら優秀で便利だと言っても、それは機械(=道具)として優秀なのであり、その優秀な機械(道具)を使うのが人間であるということ。だから、人間の生活を便利に、そして豊かにするための道具としては使っても、道具に使われてはいけないし、道具に負けてもいけない。

仕事をAIに奪われず、しっかり社会に必要な人として生き残っていくための大事なポイントはいくつかあると思うが、自分はその中で2つのポイントを大事にし、自分の存在価値を高めていきたい。

一つは、これまでにない新しいものを生み出す創造力を高めること。AIは過去の膨大なデータから答えを導き出すもの。その取り扱うデータ量や処理速度には敵わないが、データにないことはできない。すなわち、あくまで導き出される答えは過去のデータの中から考えられる最善のものであり、そこからの派生程度はあったとしても、独自の新しい発想により生み出される答えはない。

もう一つは、人対人の関係性の中で必要とされる力。これも先の内容に近いものはあるが、人間の複雑な感情や心理、そして人との関わりの中で生まれる様々な変化は、本当の意味でデータ化することはできないと思うし、その変化を機械が正確に感じ取ることはできないとも思う。もちろん、人間が機械以上に正確に感じ取れると言えるわけでもないが、人間でないと感じられない、人間だからこそ感じられることはきっとあるはず。

そもそも、『AI vs 人間』なんてタイトルにしちゃいましたが、決してそんな過激な話や絶望的な話がしたかったわけではなく、人間の力を信じ、人間にしかできない新たな発想を目指し、そのために自己研鑽することを忘れることなくがんばることがよりよい未来につながるのだから、悲観的に考えることなく、がんばっていきましょう!!って話。

人間の未来を造っていくのは人間だし、子どもたちを育て、導き、夢を見せてあげられるのも人間ですからね☆

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