相手にきちんと敬意を払った上で求めることが大切です。

自分一人やご家族だけでたくさんのことを抱え、がんばり、いろんな意味で消耗し、疲れ切った状態でのご相談をお受けすることが多いし、周囲には、そうやってがんばっていらっしゃる方々がたくさんいるので、時折、苦しい胸の内をSNSなどでポロリ、ポロリと出されているのを見たり、聞いたりすることも多いです。

そんな投稿とこんな言葉が偶然並んで出ていました。

なにからなにまで一人でやるなんてムリ。
目標達成のために人に助けを求めてもいいのよ。
                (オプラ・ウィンフリー)

アメリカの俳優や司会者であり、「アメリカの歴史で最も偉大な黒人の慈善家でもある」と言われ、「世界で最も有力な女性」と評価され、称されている(※いずれもWikipediaより引用)オプラ・ウィンフリーの言葉として紹介されていました。

ほんと、この言葉のとおりだと思います。でも、実際には「どこに相談し、誰に頼ったらいいのかわからないから…」ということもあるのでしょう。そんなときには、そのことさえも声を上げ、助けを求めるべき相手すら求めてみてもいいと思います。

相手に対する敬意

ただ、そのときに一つだけ大切にして欲しいと感じることがあります。それは、“相手に対する敬意”です。

困っていることは理解しています。

先が見えない、どうしたらいいかわからない中で不安な気持ちもわかります。

今までどれだけ大変だったのか、それによってかなりお疲れになっていることも感じています。

でも、一方的な都合ばかりを最優先し、頼りたいことを相手に丸投げしてしまったのでは、せっかくのチャンスを失ってしまうことにもなりかねません。それまで同様、自分のできる最大限の努力をする中で、自分のできない部分、自分では補えない部分を誰かに助けてもらいながら、一緒にがんばっていく。それが“相手に対する敬意”だと思います。

本人が一生懸命がんばっていることがわかるからこそ、助ける側、応援する側も一生懸命になれるはず。もし、本人のがんばりを感じられなかったら、助けてくれる相手の気持ちも…。

困ったときは声を上げ、助けを求め、みんなの力で前に進みましょう!!

一人ではできないことも、みんなの力があればできるだろうし、なにより、「自分一人じゃない。」と感じられることが、一番大きな力になると思います☆

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