今日は午後から、仕事の関係でとある総会に参加して講演を聴き、夕方からは勉強を兼ねて倉敷発達障がい研究会に参加してきました。
午後の総会の講演では、登壇者は加藤厚生労働大臣。岡山選出の国会議員とはいえ、現役閣僚の方に身近でお会いし、講演を聴くなんて機会もなかなかないので、ある意味すごく新鮮でした。
倉敷発達障がい研究会では、相談支援事業に関する内容。普段自分たちが行なっている直接支援とは異なり、いろんな支援を必要としている方々と様々な事業所などをつなぐ、大切なお仕事であり、ある意味、福祉事業の入り口のようなお仕事。ある意味、いつもお世話になっている方々の詳しいお話が聴けるいい機会なので、参加して勉強してきました。
いろんな話を聴いてて感じたことは…。
午後の話では、社会福祉に関して言えば一番根幹を成す、国であり、法律の世界に関わる部分に触れながら、「困っている人を救うのが法律であり、困っている人を苦しめているのもまた法律なんだよなぁ…。」って改めて感じ、夕方からの話では、倉敷市という自治体レベルでの社会福祉について「困っている人を救うのが人であり、困っている人を苦しめているのもまた人なんだよなぁ…。」って、まるで禅問答のような気分でした。
どちらの話も、すごくよくわかるし、すごく大事なこと。そして、実際にそれをがんばっている人たちがいて、法律が整備され、直接的や間接的な支援が行われ、それによって助かっている人たちがたくさんいる。現場の最前線でがんばっている人たちの凄さを垣間見ました。
それに対して、禅問答のようなことを感じたというのは、いろんな意味で、すべてがそのレベルなれば本当に素晴らしいことだと思うけど、現実は難しく、どこかが突出すれば、必ずどこかに歪みは生じる。そこに不条理さを感じたというだけの、個人的な意見というか感情論のようなものなんですが…。
そして、今日、頭の中でグルグル回ってことの行き着いた一つの答えは、自分は本当にがんばって社会を変えようとしている人たちと比べたら足元にも及ばないし、そんな力もないから、自分が関わることができる目の前にいる人たち一人ひとりに対して、自分のできることを精一杯がんばるしかないってこと。そんなあたり前のことに気付かされた一日となりました。
久々に今日のワンショット☆
朝、登園した際に玄関に飾ってあったきれいな花に思わずカメラを向けました。同じ花でも、昨日大きな舞台の上の飾られていた時と今日玄関にさりげなく飾ってあるのとでは、なんとなく違って見えます。
そして、このたくさんのいろんな花のように、みんながそれぞれに自分の花を大きく咲かせることができる世の中になるといいですね。(決して、どこかの歌のパクリじゃないですよ。笑)そして、微力ながら、ほんのちょっとでもそのお手伝いができたら、自分の存在意義を見出すことができるかな?