イギリスで行なわれたある研究で、非常に興味深い結果が出て話題になっている。研究自体は小規模のものなのでデータ的な信憑性は賛否あるかもしれませんが、一つの考察結果としては子育てに活かすことのできるおもしろい研究だと思います。
具体的な研究内容と結果は以下の通り。
心理学研究において創造性を測定するための標準検査の実験で、空き缶や新聞紙といった日用品の利用法を挙げさせるというもの。それを9歳から11歳までの子ども78人に行なったもの。
その結果、身振り手振りの多い子どもほど、創造的なアイデアを数多く思いつく、という結果が得られたとのことです。
理由として「手の動作が、物体の属性、その物体の持ち方、大きさ、形などを想像することにつながり、そうしているうちにクリエイティブな使い方が頭に浮かぶのではないかと考えられる」と、この研究の共著者であるヨーク大学の心理学者、Elizabeth Kirk氏は説明しています。
手の動きと創造性が比例する!?!?
そうだとすれば、子どもたちの遊びや日常生活の中にいろんな形で手の動きを必要とする活動や動きを盛り込んであげることで、子どもたちの創造性を伸ばすことにつながりますよね。
この研究チームが具体的に示している、親が子どもたちのためにしてあげられる創造性を伸ばす方法はこんな感じで示されていました。
「子どもたちに手を動かしながら考えてごらん。」と言って促すこと。
というシンプルなもの。
つまり、子どもたちが問題解決やアイデア創出に取り組んでいるときに、子どもたちが意図的に手を動かすように促すだけ。
その指示により、子どもたちの手の動きが増え、同様に斬新なアイデアも増えたとのこと。すなわち、手の動きの量と創造的アイデアの量が比例している結果につながっているのです。
これなら、簡単かつ継続的にできるし、子どもたちにも負担はほとんどなし。となれば、試してみない手はないですよね?
さぁ、今日からどんどん子どもたちに手を動かしながら考えるようにうながしていきましょう♪♪
それを見て、「落ち着いていない!!」なんて言ってたらナンセンスですよ☆笑