こんばんは。
みなさん、問題にはチャレンジしてみましたか?
エッ!?問題を見ていないって???
そんな人は、今すぐこちらで問題にチャレンジしてみてください!!
それでは解答を紹介してみますね。
〈問1〉『3本』
燃えていた7本は燃え尽きてしまう。残ったのは、途中で消えた3本のろうそく。
(教訓)人間の心理の中には、望ましいものを残したいという当然の願望がある。この問題の場合も、消えないで燃え残ることを望む心理があとまで尾を引いて、ろうそくとして燃え尽きないで残るという事柄を見落とさせてしまう。
混同されやすい表現を避けることは必要だが、そのためにはまず混同を見分け、混同に陥らないための心構えが準備されなくてはならないだろう。
〈問2〉『50メートル』
ポチが最初にお父さんのところへつくまでに何メートル、それから引き返して坊やのところまで何メートル…などと考えると、いたずらに問題を複雑にするばかり。
一見、距離から考える問題をここでは時間の問題に転換して考えるとまったく簡単になる。
お父さんが坊やに追いつくまでの時間をポチは一定の速度で走り続けたことになる。お父さんと坊やの距離は10メートル、毎秒1メートルずつ縮まっていくと追いつくまでに10秒かかる。ポチの秒速は5メートルだから当然答えは50メートルとなる。
(教訓)問題のポイントは2つある。1つは、距離から時間への問題転換、もう1つは距離の持つ方向を捨象すること。
〈問3〉『箱を1から10まで順番に並べ、1番目の箱から1個、2番目の箱から2個、3番目から3個…というように、缶詰を1個ずつ増やして取り出す。
この総計55個の缶詰を秤に載せて重さを量ればいいのだ。缶詰1個が、本来800gだから55個では44,000g(44kg)になるはずである。
ところが、仮に目盛りが43,800g(43.8kg)だとすれば、不足分は200gとなり、中身の足りない缶詰は他のより約50gずつ少ないのだから、これは不足の缶詰4個分にあたる。だからこの場合は、4番目の箱が1枚足りない缶詰の箱だと分かるのである。』
(教訓)分析的に考えて、まず問題を単純化して2箱から考え、3箱、4箱…と次第に条件を複雑にしていけば、解決はもっと容易であろう。
どうでしたか?
ちゃんと正解を導き出せていましたか?
ちょっとした発想の転換で、意外と簡単に答えを見つけることは出来るものです。
これは、問題を解くためのものだけではなく、普段の生活の中でも同じことが言えます。
『ちょっとした発想の転換=頭の柔らかさ』を身に付ければ、自分のまわりの世界が大きく変わるはず。
みなさんもどんどん鍛えて、柔らかい頭を持ちましょう!!
柔らかい頭を持ちましょう♪(解答編)