教育現場の多様化と選択肢

「オルタナティブスクール」。

聞き慣れない名前だと思いますが、これもまた一つの学校の在り方。こういった公教育とは一線を画したいろんな形の教育現場が日本にもある。その考え方の源流は海外の教育から来ている場合が多く、後で紹介する本文の中にも詳しい情報として書かれているが、このオルタナティブスクールの教育理念としてよく耳にするのはドイツの「シュタイナー教育」やフランスの「フレネ教育」、アメリカの「サドベリー教育」といったものだ。

もちろん、教育に正解や、すべてに通じるような完璧なものはないので、子どもたち一人ひとりの特性や目標を考え、その時々で一番合っていると考えられるものを選択しながら進めていくしかない。そして、その選択は時に本人が、時に保護者の方が行うべきではあるが、そのためにもいろんな情報を得て、知識として持っておく必要があるし、それを補うために学校の先生や我々のような人間がいる。

今回は多くを語ることなく、とにかく、こんな学校の在り方、教育の在り方を知っていただくために、ご紹介する記事を読んでいただきたいと思います。決して短くない記事ですが、とても大事なことを伝えてくれるはずです。

公教育を離れて過ごした日々 「オルタナティブスクール」とは

いかがでしたか?

先にも述べたように、教育に正解はありません。だからこそ、この多様化した教育現場におけるたくさんの選択肢や考え方を知っておくことはとても大切なことだと思います。

「そんなところがあるのかぁ…。」

「そんな考え方があるのかぁ…。」

そう思えるだけで、どうしたらいいか迷っている閉塞感の中から、道が見えてくることもありますし、何より子どもたち自身が救われることがあります。

多様化したことにより、たくさんありすぎてどれを選択していいのかわからない…と言う話を聞くこともありますが、多様化したということはそれだけ選択肢の幅が広がり、可能性が広がったと捉えてください。きっと、その先に、その子に合った未来への道が見つかるはずです。

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