心の奥の不良性

文字は目に見えるものも目に見えないものも含めて、たくさんのことを教えてくれる。
ときには、自分の中の漠然とした思いや考えが文字(言葉)で表現されているものに出会い、すごくスッキリした気持ちになれる。

今日、ある本を読んでいて、まさにそんな気持ちになれた。

タイトルにも書いた『心の奥の不良性』って言葉。

言葉自体はあまりいいイメージではない言葉かもしれないけど、「こういう風に表現することができるんだ」って感心した。

今のこの世の中を強く生き抜いていく上で大切な力。
もちろん、勉強したり、何かを学んでいく上でもとても大切な力。

本当の意味で、強く、賢い人間になろうと思ったときに必要だと思う力であり、子どもたちにも身に付けて欲しいと思っている力。
自分の思っていた力を、すごく的確に表現してくれている気がした。

優等生なだけではダメ。

ただの不良ではもっとダメ。

優等生は良くも悪くも真っ直ぐ。
だから、ある意味では正しい。
ただ、時にはその真っ直ぐさが足を引っ張り、限界を生み出す。
いい意味でも悪い意味でも余裕がないって感じかな?

不良は…。
言うまでもなく……。(苦笑)

ただ、自分は世間的に不良と言われる人間がすべて悪いとは思ってない。
ここで言うところの不良は表面的にいきがってるだけの薄っぺらい人間のこと。
そんな奴らは、人間に深みがないって感じがする。

ここで言わんとしている『心の奥の不良性』とは、人間を優等生だとか不良だと言ったカテゴリー分けすることによって生まれてくるものではなく、まさに人間の心の奥にあるべきものの性質のこと。
だから、優等生と呼ばれる人にも不良と呼ばれる人にも、そしてそのどちらにも属さないすべての人の心の中に持ち合わせて欲しいと思う性質のこととして捉えて欲しい。

そして、その不良性を持つということは、いいことも悪いこともきちんと区別でき、それをきちんとわかった上ですべてを飲み込むことができる強さを持っているってこと。

そんな不良性を持つことができれば、物事を多角的に捉えることができるようになると思うし、何より強さからくる自信による余裕も生み出すことができる。

これはいい、これはダメという完全に二分化した判断基準ではなく、いいものの中にあるいいところと悪いところ、ダメなものの中にあるいいところと悪いところを上手に飲み込み、その全てを上手に活かすことができるようになれたらいいなってこと。

なんとなく言っている意味がわかってもらえたかな?
やっぱり、自分の中にある漠然とした思いを文字(言葉)にするのって難しいや

それをきちんと言葉にして読み手に伝えるプロって、やっぱりすごいですね☆

そんなこんなで、とりとめのない文章になっちゃいましたが、読んでもらえた方にほんの少しでも言いたかったことが伝わってるといいな♪♪(笑)

-ことば

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