日本人にとって母国語である日本語を教科として学ぶのが国語。子どもたちの中には、日常使っている言語であるにも関わらず、この国語が苦手な子がたくさんいます。
文章読解が苦手な子も多いですが、それと同じく多いのが漢字が苦手な子。日本語という言語が、『平仮名』『カタカナ』『漢字』という多くの表記文字を持ち、特に漢字については、複雑さとともにその数の多さが原因であることは自明の理です。
じゃあ、どうすれば漢字の勉強を楽しく学ぶことができるのか?
その一つの可能性が、漢字が持つ意味をしっかり意識しながら、表意文字としてイメージを膨らませることにあるのではないかと考えます。最近知って「なるほど!!」と思えた漢字の楽しさを1つ例に挙げてみたいと思います。
その漢字がこれ!!
みんなもよく知っている“幸”。
この字については、「‘辛’いことでも、がんばって‘一’歩前に進めれば、“幸”せになれる。」と言った意味を込めて説明することは知っていましたし、よく使う話ですが、この字にはこんな説明もついていました。
「“幸”は文字を逆さにしても“幸”。人はどっちに転んだって“幸”せになるもの。」
この字をそんな見方したことはなかったですし、これを知って改めて「漢字っておもしろい!!」って思いました。
すべての漢字でこういったことができるわけではありませんが、こんな字をきっかけに嫌いだった漢字の勉強がほんのちょっとでも好きになって前に進んでもらえたらいいなって思ってます。
漢字のちょっとした雑学。
子どもたちの漢字の勉強の楽しみにつながってくれるといいな☆