最近、子供たちに教えてて、問題をきちんと整理して筋道立てて考えられる子が少なくなったなぁ…と思う。
まさに『論理的思考』力の低下。
国語力や数学の文章題が解けない子が多いのも当たり前だ。
非常に嘆かわしい…。(T_T)
ちょうど、中学校では中間考査の時期だったり、そろそろ入試に向けての準備を始める中で、あまりにも解けない子が多いというか考えてない子が多過ぎ。
問題の中の情報を正しく抽出したり、条件を整理するという作業すら出来ないんだから、『論理的思考』以前の問題か!?
やっぱり、パソコンやゲームが普及して子供たちの中に浸透している影響は大きいと思う。
実際、自分の事として考えても、ワープロを多用し始めた頃からどんどん漢字の力が低下している。読むことは出来るが、いざ書こうとしても書けない。情けない話だ…。
コンピューターやゲームを使ってると、必要な情報さえ入力すれば、その先は勝手に考えて答えを提示してくれる。
頭がしなければいけない“考える”という作業を、完全に代行してくれちゃうんだからだんだん人間はやらなくなっちゃいますよねぇ…。(-。-;)
頭の中にこの“考える”という過程をきちんと構築し、問題を『論理的思考』を使って解く力を身に付ける。
これは、その問題を解く力を身に付ける以上に、いろんな問題に対しての“応用力”が身に付き、創意工夫する力が養われる。
その力は、勉強をする上で役立つことは当たり前だし、本人の“生きる力”としてとても大切な力。
子供たちに教える上で、今現在目の前にある問題ときちんと解けるようになることは重要だが、それ以上に“生きる力”をきちんと身に付けて欲しいし、そんな力が身に付くような指導を心掛けていきたい。
論理的思考