生まれてから今まで、片時も離れることなくずーっと一緒にいた存在。
他の誰よりもそのすべてを知り、認め、受け入れなければいけないはずの存在なんだけど、現実はなかなかそう簡単にはいかず…。
「無くて七癖」なんてことわざもあるように、意外と自分自身で気付かない自分自身がいて、他人の方が自分のことをよく知っていたりする。
自分自身が認識している自分と、他人が認識している自分と、本当の自分は一体どっちなんだろう?って思うこともある。
自分の知らない自分を人から指摘されたり、教えてもらったりして、うれしい自分とショックな自分…。
でも、どんな自分であっても切り離すことは出来ないから、どんなに苦しくても向き合わなきゃいけないし、いろんな自分がいてそのすべてが自分自身であるってことだと思う。
時折、自分がわからなくなり、心の迷路に迷い込んで迷子になってしまう。
結局、自分自身の心と向き合ったときに自分がわかんなくて迷ってしまうってことは、自分自身をちゃんと見ているようで、実はちゃんと見えていないってことなんだよね…。
なんて言いながら、ほんとは自分では全部わかっているのに、それを認めるのが怖くて認めていないだけかもしれないし、ほんとにわかっていないのかもしれない。
やっぱり、相田さんの言うように“一番わかっているようで一番わかっていない”ってのが、自分という存在なんだろうなぁ…。
あぁ~あ…。まるで禅問答のようで余計わからなくなっちゃった……。(T_T)
相田みつを(21)