『感じる』そして『考える』

このプロジェクトのことはご存知ですか?

オランダの一人の高校生がダイビングで訪れた海で目の当たりにした大量の漂流ゴミがきっかけで、高校での課題研究としてこのゴミ問題を取り上げ調査と実験を重ね、とうとう一つの解決策を見出したのです。

大学教授などの専門家にも協力してもらった結果はじき出された『2020年には漂流ゴミは725万トンになるだろう』という途方もない結果に対して、あきらめることなく取り組んだ少年が漂流ゴミの回収システムを世界に向けて発表。その発表が高い評価と賛同を得て現実のものとなり、年間に約725万tものゴミが回収できる画期的なシステムとして、現在、海をきれいにすることに役立っているそうです。また、このシステムのすごいところは、回収したごみをリサイクルすることでこのシステム自体のメンテナンス費用すら生み出しているということ。本当にすごい高校生がいるものです。

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(※漂流ゴミの多い海域に巨大な柵を設置し、真ん中に浮かぶ機械がその柵の部分にたまったゴミを回収するという仕組みで、網なども利用していないため海の生物を傷付けることもないし、エネルギーは太陽を海流から得ているというまさに画期的なシステム。)

この話を知って一番強く感じたことは、人は何かを『感じる』ことがきっかけとなり、そこからしっかりと『考える』ことで大きく変わることも、大きく成長することもできるということ。

それは“学び”も同じこと。学ぶことの必要性や可能性を『感じる』ことから始まり、今の自分に何が必要なのか?何をしなければいけないのか?をしっかり『考える』ことができるかどうかで、辿り着くゴールは全然違ってくると思います。

技術的に教えることはある意味簡単だけど、それが成果として子どもたちの成長につながるためには、その根底にこの『感じる』そして『考える』ということをきちんと持ってもらうことを重要視し、その上に“学び”を乗せ、成長に結び付けて欲しい。

そんなことを改めて考えさせられた、とてもステキなニュースでした☆

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