ヘンテコリン

Selfishの先生に教えていただいた1冊の絵本をご紹介。

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以前、本ブログでもご紹介させていただいた『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』(12月3日付けブログ、および12月16日付けブログ)の著者である東田直樹さんの描かれた絵本です。

自分の生きている世界がとっても住みにくいと感じている主人公の気持ちは、すべての人にとって住みやすい場所であるべきこの世界が決してそうではないという著者の切実な想いが伝わってくるこの絵本。すごく優しい言葉でつづられていますが、言葉の一つひとつが心に響いてくる気がします。

この絵本の中の一説。

「おまえ、すごいな」
「おまえ、えらいな」

ぼくは、ちょっぴりむねをはった。

相手に褒めてもらえることで自分に自信が持てる。

お互いを認め合うことで大切な仲間になることができる。

みんなで手と手を取り合えば、仲良く、楽しく一緒に暮らすことができる。

そんな世の中になって欲しい。

著者がこの絵本に込めているのは、たった一つ、そんなささやかな願いなのかもしれない…。

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