正しい敬語(2)

敬語の勉強第二弾です。
実際にこうして勉強してみると、自分が普段いかに間違った敬語を使っているのかがよく分かり、恥ずかしい限りです…
場面に応じた正しい敬語が使えるようになりたいと思います。
【質問するときの敬語編】
×「どうしましたか」
人に声をかけるとき、「どうしましたか」と言ってはダメ。丁寧な言い方ではあっても、敬意が込もっていない
「する」を尊敬語の「なさる」にし、「どうなさいましたか」が正しい敬語。
○「どうなさいましたか」
×「おわかりでしょうか」
「おわかりでしょうか」は、丁寧に言ったつもりでも、要は「わかったか」と尋ねているわけで、相当失礼な言葉づかい
「ご理解いただけましたでしょうか」「おわかりいただけましたでしょうか」と、へりくだった表現にしたい。
○「ご理解いただけましたでしょうか」
×「質問はございますか?」
「ある」の丁寧語は「ございます」だが、尊敬のニュアンスは含まれていない
そこで「お(ご)~になる」という尊敬表現を使い、「ご質問はおありになりますか?」とする。
○「ご質問はおありになりますか?」
×「何いたしますか」
「いたす」は「する」の謙譲語なので、相手の動作には使えない。
相手に対しては「する」の尊敬語の「なさる」を使い、「何になさいますか?」というのが正しい尋ね方。
○「何になさいますか?」

-代表者ブログ, 国語力

© 2024 NPO Selfish(セルフィッシュ)