倉敷発達障がい研究会に参加してきました。
今日のテーマの一つに国立精神・神経医療研究センター病院の小児神経科の中川栄二先生による『発達障害児に対する薬物治療の実際と最近の話題』というお話があり、大変興味深く勉強させていただきました。
話の内容は、脳の解剖に始まり、てんかんや発達障がいについての考え方、脳波異常と発達障がいの関連性について、そしてそれに関わる薬物治療についてなどなど。
特に薬については、普段の支援の中でよく耳にする物がたくさん出てきましたが、同じ障がいでも違う薬が処方されている場合があるのですが、それぞれの薬における効能の違いやそれぞれの薬のメリット・デメリットなど、知識のない人間にでも理解できるように分かりやすく解説してくださり、これまでどちらかと言えば否定的だった薬の服用に対して少し見方や考え方が少し変わりました。
だから「必要に応じて薬を…」ということではなく、そしてお医者さん任せではなく、可能な限りでしっかり症状と各薬の効能などをしっかり学んだ上で、必要最低限の物をより効果的に使用することで子どもたちの環境改善や成長に役立てる必要性があるということを学びました。
参考資料は手元にありますので、見てみたい方はいつでもどうぞ。
正直、内容は多岐に渡っているうえに専門的すぎてかなり難しく、多分半分以上は理解できてないんですけどね…。(苦笑)