世代交代

ソチオリンピックが終わり、今回のオリンピックを振り返ってのコラムの中に“世代交代”について書かれたものがあり、それを読んでいろいろ考えさせられた。

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この写真もその記事にあったものをそのまま利用させてもらいました。この写真を見れば話題の中心がどこにあるのか一目瞭然でわかると思います。

でも、そのコラムに書かれていたことは、決して葛西選手に対してマイナスのイメージとしての“世代交代”の話ではなく、本来あるべき世代交代の形についてのもの。その一部を抜粋させていただくと次のような内容です。

世代交代は、決して意図的に行なわれるべきものではないということだ。世代交代は、あくまでも若い選手が実力で追い抜いたときに起きる現象であって、自動的に若い選手に席が用意されるわけではないということだ。

 

これはもちろん、今回のソチオリンピックに関してだけの話ではないし、スポーツの世界に限った話でもない。どこの世界にもある話だ。

例えば、学校の部活動など、時間的制限が明確で、必然的に代替わりをしなければならないような場合は話が別だが、そうでない場合は下の者は実力で上の者を追い越し、上の者は下の者の成長を認めたときが、双方が納得の上で自然に行われる流れが世代交代であって、決してそれ以外の者が意図的に行うようなものではないはずだ。

若い世代がベテラン勢を脅かすような存在になったとき、それを肌で感じ、一番喜んでいるのはきっとそのベテラン選手たちなのだから、まわりは余計なことをせず、そんなトップアスリートの見せてくれる最高のパフォーマンスに酔いしれ、たくさんの感動に感謝できる応援団でありたいものですね。

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