自己教育力

大学時代に、教育心理学で勉強したこの言葉。自分自身、教育の中で一番大切に思っている部分であると同時に、Selfishの目指す目標でもあります。
まず、この“自己教育力”とは教育活動を行なう上での最終目標で、非教育者自身が自分自身を教育していく能力や技能、態度のこと。
次に、この自己教育力を構成する内容を、一連の行動の系列として捉えると以下のようになります。
①子ども自身が自分の学習課題を選定
   ↓
②到達可能な具体的目標を設定
   ↓
③学習方法を自己選択
   ↓
④自分の力で取り組み
   ↓
⑤様子を自分で観察記録
   ↓
⑥自分で評価
   ↓
⑦自分に賞罰を与えられる
自己教育力を育てるというのは、この一連の行動がきちんと実行できるように指導していくことであり、評価としては、これらの行動が伸びているかどうかでとらえていくことができます。
でも、普通に考えて大人でもなかなか難しいことなのに、これを子供たちにきちんと身に付けてもらうことはかなり大変です
また、この自己教育力は子供に限ったことではなく、成人や高齢者に対する生涯学習にも必要な力。
結局、行き着くところ人間が生きていく上で自分自身を向上させるためにとても大切な力だと思っています。
目標達成のためにもがんばらねば!!

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