すべては自分の心次第ってことで…

おもしろきこともなき世をおもしろく
すみなすものは心なりけり(高杉晋作)

高杉晋作…。

言わずと知れた、幕末に長州藩において尊王攘夷派として騎兵隊などを創設して闘った討幕の志士だ。


(※画像はWikipediaより引用)

その高杉晋作の辞世の歌と言われているのが上に記した言葉。上の句だけが一人歩き的に辞世の歌として紹介されていて、「えっ、上の句は知ってるけど下の句があるの?」と思う人も少なくないかと思います。

ただ、この辞世の句については、本人が辞世の句として詠んだ上の句に病床の高杉晋作を看病していた望東尼が下の句を詠んだという説や、死の前年にはすでに詠まれていたため、正式には辞世の歌ではないという説など、いくつかの説があるがあります。そういったことや、高杉晋作自身の生き様も相まって、上の句のみの印象が強かったり、認知されていたりするのではないでしょうか?

そんなうんちくは置いといて…と言いたいところですが、そこのあたりも少し絡んでくるのが今日の話。

上の句だけが一人歩きすることの多いこの歌は、簡単に言えば、「おもしろくないのこの世の中を、自分がおもしろくしてやる」といったチャレンジ的な言葉として解釈されがちです。それは、尊王攘夷を掲げ、倒幕のためにその身を投じた高杉晋作の生涯とも重なり、そう捉えられることが多いのだと思います。

しかし、続く下の句は「そうするのは心である」という意味になる。

すなわち、「おもしろくないと感じる世の中をおもしろいとおもしろくするのは、自分の心次第である」といった感じになるのかと解釈してます。もちろん、本当の解釈は、詠んだ本人の思いの部分なので、それを完全にくみ取ることはできませんが、自分がそう解釈して、自分の教訓であったり、指針とできれば、それも一つ意味のあることだと思っています。

日々の生活の中で募る現実の生活と自分の思いとのズレは『日常をおもしろくないもの』へと変貌させ、それがストレスとなったり、モチベーションの低下となったりして、自分の心にのしかかってきます。

でも、そんな自分の心に打ち勝つことができるのもまた自分の心だけ。

おもしろくない日常、つまらない日常の中にどれだけおもしろさを見つけながら過ごせるかは自分にしかできないこと。愚痴ってたり、諦めてたりしているだけじゃ何も変わらないから、そんな中にもきっとある、楽しいこと、うれしいこと、おもしろいことを探して!!

すべては自分の心次第ってことで…。

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