高校の多様化。また一つ新しい形の高校が岡山に誕生するようです。

その学校名を見たら、みんな驚きを隠せないはず。

「ワオ!!」

って単なるダジャレですみません…。苦笑

2021年4月に、岡山市に新しい形の通信制高校が開校するというOHKのニュース。OHKのサイトでニュースの中味も確認できますし、実際のニュースも動画で見られますので、気になる方はそちらでご確認ください。

授業はほぼオンラインで完結!通信制高校が岡山市で開校へ【岡山・岡山市】

最初のネタは、この記事を見ていただければわかるのですが、新設される学校名が『ワオ高等学校』。

一番の特徴は、その授業のほとんどがオンラインだということ。コロナ禍で教育も仕事もオンラインの在り方が見直されている中で、まさに今の状況下に非常にマッチした学校ということになると思います。

ただ、このタイミングでの発表ということは、このコロナ禍の状況に鑑みて、急遽この形での運営に特化した学校の開設に動いたというわけではなく、今の教育界で多様化するニーズに合わせた学校として進めていた学校としての形が、今の特殊な状況に期せずしてマッチしたということだと思います。

進路指導をする側としても、昔のように偏差値や点数を基本とする学力や本人の希望する学びの中味によって単純に画一化された形で選択することができず、子どもたち一人ひとりの個性やニーズに合った学校を選択することが求められます。

それは、高校が入学を最大の目的とする場ではなく、あたり前のように、学びの場、卒業して次に進むためのステップの場として在るべきだと考えると、どのような学びができるか、そこがその子にとって適正な居場所で在り得るかどうか、卒業まで続けられるような環境が整っているかなどが選択の大きな指針となるからです。

そういった意味で、そんな多様化したニーズを満たすべく、いろんな形に特化した学びの場ができることは、単純に選択肢の幅が広がり、子どもたちの未来の可能性が広がることとして非常に喜ばしく思います。

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