今週末から週明けにかけて、日本に最接近すると予想されている台風10号。昨日の夕方、その到来の数日前にも関わらず、気象庁が異例ともいえる形で記者会見を行ない、様々なメディアでニュースになっているのでみなさんも十分にご承知のことだと思います。
今回の台風10号は、記録的な暴風、大雨、高潮、高波等が予想され、厳重な警戒が求められているぐらいの過去最大級の台風で、これまで沖縄地方以外では出されたことのない特別警報が、初めて九州地方で出される可能性もあるとのこと。そういった意味でも、今回の台風がどれほど危険な猛威なのかは想像がつきます。
また、台風の進路が予報円の東寄りになると九州への上陸の可能性があるため、予想進路上の地域の人たちの心配は、九州に上陸するか否かという点にも至っていることでしょう。もちろん、上陸により、台風が直撃すること自体も被害拡大の原因になるのでとても怖いことですが、台風はその特性上、海上を進むことでより多くの水蒸気を吸収しながら勢力を維持するため、そのまま海上を進んだ方が勢力が維持されていて、台風の東側により強い風や雨の影響がでる可能性があるため、一概に上陸せずに海上を進んでくれた方がいいというわけではありません。
いずれにせよ、風速が80m近くなる台風なので、かなりの被害が予想されるため万全の備えをするとともに、早め早めの避難を心掛ける必要がありますね。
進路からかなり離れているここ岡山県でも、風速40m前後の暴風が予想されています。
(※画像はtenki.jpより引用。)
そういった意味で、離れているとはいえ、決して楽観視できる状況ではないので、こちらでも万全の備えをしたいと思っていますが、幸いなことに、日曜日の夜から月曜日の午前中にかけての時間帯が最接近の予報なので、Selfishの方では、ほとんどの授業がなく、人の出入りがない時間帯になるので授業の実施に向けての備えは大丈夫そうですが、今後の台風の進み方や速度によって授業時間等に影響が出ないとも限らないので、情報には常に気を付けながら、しっかりと対策、対応をして安全を確保したいと思っています。
気象庁の会見では、大きな影響を受けそうな地域では、本日(4日)までに対策を講じておくように言われていました。それ自体も異例のこと。それぐらい大変の状況が予想されるということを肝に銘じて、万全の備えを心掛けましょう。