共同通信社配信の本日のニュース。
ユニセフが行なった調査結果の報告。
対象は、先進・新興国38国に住む子どもたちが対象。子どもたち自身の生活満足度や自殺率などから出される『精神的幸福度』と、肥満の子ども・若者の割合などから見られる『身体的健康』などの項目から算出されたデータによるもの。
その結果、日本は『身体的健康』は1位という結果だったのに対して、『精神的幸福度』は37位という最低レベルの結果で、総合順位は20位と対象国の中の半分以下という結果。
身体は健康、経済的にもある程度恵まれている。にもかかわらず、精神的に幸せだと感じることができない。子どもたちがこのように感じているという結果は、正直、かなりショックな結果と言わざるを得ない。
こんな結果をみると、大人の我々でも「幸せって何なんだろう…?」って思うし、その基準は人それぞれだろう。
お金があること。
仕事にやりがいがあること。
何でも話ができる友人がいること。
趣味を楽しめること…etc
自分でも明確な答えを出すことが難しいが、それでも必要以上に困ることなく、日々楽しく生活できているということは幸せなんだと思う。ってぐらいの漠然とした答えになってしまう。
大人ですらそうなんだから、それが子どもたちであれば、もっと難しい問いかけになってしまう中で、このような結果が出るということは、今の日本はよほど厳しい状況だということを示している。
この原因がすべて教育現場にあるとは言わないし、思ってもないが、今の教育現場が抱えている数々の問題がその一端であることは間違いないし、なにより、幸福度を上げられるような教育ができていないことは大きな原因の一つである気がする。
子どもたちはもちろん、我々大人も幸せを感じられる国でありたいと願う。。。