『家庭内緊急事態宣言』を出すという取り組み

東洋経済ONLINEに非常に興味深い記事が出ていたので、ご紹介させていただきます。

家庭で「緊急事態宣言」を出してみた驚きの結果
~噴出しているのは「元々あった問題」が大半~

上記、記事タイトルにリンクを貼っておきましたので、まずはそちらをお読みいただければと思います。

どのご家庭でも、思わず「ある、ある!!」とか「そう、そう!!」って言いたくなるような内容だと思います。それに対して、『家庭内緊急事態宣言』という見事な対応、また、その対応によっての驚くべき結果(もちろん、ご家庭差、子どもの個人差があるので一律の結果にはなりませんが…)も書かれていて、とても参考になりますね。

この記事の中で、これまた「うん、うん。その通り!!」って思った内容が以下のもの。

「コロナに起因する子育ての焦り・不安」以外は、実は日頃から悩んでいる内容とあまり変わらないということがわかります。

多くの問題は、今に始まったことではなく、「普段からそのような状態であったことが、コロナ休校によってただ強調されただけ」という印象を受けます。つまり、日常から整えておけば、非常時にも対応できるはずだったということです。

厳しいご指摘ですが、まさにその通りだと思います。ただ、ここで「じゃあ、無理だわ…」と諦める必要はないとも書かれています。

子どもたちにとっては、自分のことは自分でやるという「自立」のチャンスにもなります。すべてを親がやるというこれまでの習慣から、子どもに自分のことは自分でやらせるという新たな習慣に変えていくことで、親はサポーターという立ち位置になれます。家族で分担し、協調性を育むということもできます(もちろん子どもの年齢によってはできない場合もありますが)。

いろんな意味で大変な時期ではありますが、ピンチをチャンスに変えて、子どもたちの成長に結びつける可能性がほんの少しでもあるなら、それはやってみる価値のあることだと思います。

『家庭内緊急事態宣言』を出すという取り組み。考えてみませんか?

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