『数字が語る日本の教育』というタイトルのコラム

日本教育新聞を読んでて、タイトルの気になるコラムがあり、読んでみてすっごく納得。

コラムの一部をご紹介しながら、思うところを少々…。

国民の就学率が高い日本で教員の相対数が少ないとは考えにくく、教員の生活世界が狭い、ということなのかもしれない。
(中略)
多忙でプライベートの人間関係が広がりにくい、教員集団の同質性(閉鎖性)が強いなど、理由はいろいろ考えられる。日本の教員は民間企業出身者比率が低く、同業婚の率も高い。新規採用者に占める教員養成学部卒業者の率も上昇傾向で、出身畑の多様性も減じつつある。

子どもたちに多様性や社会性を伝えるべき役割を担っている教員が、多様性と社会性を備えていない。その状態で、どうやって子どもたちに多様性や社会性を伝えるのか?

普通に考えて、伝えられない。そして、ある意味、伝えている内容にリアリティーがない。下手をしたらバーチャルの世界の話になっちゃう。

簡単に言えば、教育の世界で理屈を教えるのか?それとも経験を踏まえた現実を教えるのか?という話。理屈の話は、どこまでいっても理屈に過ぎず、相手には本当の意味で響かないし、届きもしない。

ゲームの世界しかり、教育の世界しかり、大人が子どもたちにバーチャルの世界ばかりを見せるから、子どもたちはバーチャルの世界に依存したり、答えを求めたりするのだ。

本当に伝えるべきはリアル。

だからこそ、その伝えるべき役割を担う大人、中でも教員はしっなりリアルを知らなければいけないし、まず自分自身で経験しなければいけないし、狭い世界の中で知ったつもりになっていてはいけないってことだと思う。

どんどん人気が無くなり、なり手も少なくなってきている教員の世界。憧れの職業の上位から、なりたくない職業の上位になってしまっている現実。

本当に子どもたちの学力を伸ばしたり、子どもたちの成長を願ったり、子どもたちの未来、日本の将来を憂うのであれば、目先だけの改革ではなく、抜本的な教育現場の改革をしなければいけないところまできていると思う。

数字はリアル。

諸外国の教育と日本の教育の違いを改めて感じたコラムであり、データでした。

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