7月2日に放映されたガイアの夜明け。
以前、視察に行かせていただいたことのある佛子園さんの施設も番組内で取り上げられているということもあり、是非見たいと思い、録画しておいたものをようやく見ました。
番組内では、佛子園さんだけでなく、障害者雇用で様々な取り組みをされ、障害者雇用の在り方やこれからの可能性を見出しているいくつかの企業などが紹介されていて、いろんな意味で勉強になるとともに刺激を受けました。
以下、備忘録代わりに、番組内での気になった言葉などを書き留めてみます。
(障害者が作っている商品を販売する中で)「お涙ちょうだいですか?」と言われました。だから、障害者が作る製品であることは紛れも無い事実だけれども、そこに「価値」を訴求するものを見出せないとダメだと思った。
「障害者を雇用しなければいけない」ではなく「雇用したい」と思えるように、活躍できる一つの戦力として障害者の人たちを見てほしい。
単に雇用するだけの会社ではありたくない。雇用しながらも社員が活躍できる環境を創っていくことが私たちの使命。
「できないことを考えるのではなく、できることを考えていこう」
「人っていつか障害者になるんですよ。見えなくなったり、聞こえなくなったり、身体が動かなくなったりって…いずれかはするんですよ。その時に必要ないって言われたら悲しくなるじゃないですか。そういう風に感じているのが障害者の人たちです。いくら歳とっても何しても、必要とされたいじゃないですか、社会から。なので、障害者の方たちも社会から必要とされたいと思っていると思いますよ。」
たくさん感じるものがあります。
それと同じぐらい考えないといけないこともあります。
テレビに出る人たちのようなすごいことはできないし、今の自分の力、自分の立場、自分の思いでできることなんてほんの小さなことかもしれないけど、できることが『0』でないなら、まずはそこから始められるような努力はしたいと改めて思いました。