子どもたちが社会に出る時期

18歳。

法律も変わって、選挙権も与えられた。そういう意味では、子どもと大人の一つの境界線。でも、現実に子どもたちの成長や社会の中での18歳の立ち位置を現実的に考えると、正直、社会に出る時期としては少し早いのではないかと感じる。

もっと学びを…。

もっと様々な経験を…。

そのための大事な時間であり、学びの場であり、経験を積み、資格を取るための手段であり、といった多様な目的を果たすこと。それに、もし自分自身の夢や目標がハッキリ見えていないなら、それを見つけること。その一つの方法が進学だ。

大学、短大、専門学校などへの進学には、進学することに意味や価値があるだけではなく、新しい意味や価値を見出すために進学をするという選択肢もある。そして、その時間の中で、社会に出て自分の足で立ち、前に進む力を自分の中にしっかり蓄えてから、社会への一歩を踏み出して欲しい。

勉強苦手だから…。

勉強嫌いだから…。

そんな理由で早々に社会に出ることを選択するんじゃなく、進学に向けての可能性を模索し、自分が成長する時間を作る道を選択して欲しい。

あくまで一般的な話として、18歳と言ったけど、それが、19歳であっても、20歳であっても答えは同じ。自分の成長のための時間を選択することは誰もが持っている権利であり、いくつになってもできること。

本人も、そんな子どもたちを支える大人たちも、そんなことも考えながら、社会に出る時期を決めて欲しい。

ゆっくり、しっかり成長できる道を選ぼうよ☆

-代表者ブログ, 教育について, ひとり言

© 2024 NPO Selfish(セルフィッシュ)