英語の長文読解について。
中学3年の受験生が
「先生、英語の入試の過去問ください!!」
意気込み十分。解き始めてからもやる気満々。でもしばらくしたら…。
鉛筆を持っている手の動きが止まる。
どんどん表情が険しくなる。
そして、明らかに思考が停止したとわかる全体の動きの停止。そして、
「教科書に出てない単語がいっぱいあってわからんなぁ…。」
と、ボソッとつぶやく。
トホホ。。。
入試問題は学校のテスト問題とは違う
入試の問題で教科書(自分が使っている物)に載っている単語以外が出るのはすごくあたり前(知っている人間にとっては…)のことだが、初めて入試にチャレンジする中学3年生にとっては初体験。これまで自分が受けてきた大半のテストは学校関係のもの。だから、試験範囲(教科書に準じて)があり、その中から問題が出されるので、もちろん習った単語以外は基本的に出ない。その感覚があるのも、ある種あたり前の話。
だからこそ、事前にしっかり慣れておくことはもちろん、入試に向けて教科書外のものも含めて語彙力を伸ばしておくことは重要なこと。
そしてなにより、想像力を目いっぱい働かせて、問題に取り組むことが重要だ。
長文読解の場合、たくさんの単語が並び、文が長いというだけでかなり圧倒されてしまうが、逆に言えば、そこにはたくさんのヒントが隠されている宝の山。だから、例えその単語の意味を知らなくても、前後の知っている単語や文章から想像力を働かせることで答えを導き出すことが大切。
なのですが、やはり、そこも何度も練習と経験を重ねておかないと一朝一夕でできるわけではないので、そこは入試に向けての今後の課題として。
語彙力と想像力。
しっかり鍛えて、英語の点数アップを目指そう!!