「ビタミンD欠乏症」にならないためにも、子どもは適度に“日焼け”しよう!!

キャンプに行ったとき、子どもたちの行動で驚いたことが一つ。

小学校低学年の子どもたちですら、外に出る前に「あっ、塗るの忘れてた…。」って言いながら、カバンから取り出して日焼け止めを塗り始めたこと。

小学生が日焼け止め???

と、ビックリして目を疑ったわけですが、お母さんの言いつけをきちんと守っている子たちは、外に出る前にはしっかり日焼け止めを塗ってから遊びに出掛けていました。

個人的には、子どもの頃はもちろん、大人になっても日焼け止めなんて塗ったことないのに…。

たしかに、今は昔に比べて紫外線の量も増えているだろうし、何より気温も含めて暑い。もちろん、日差しも強い。だからこそ、UVケアも大事なことだとは思いますが、こんな気になる情報もあります。

「ビタミンD欠乏症」

FNNプライムのオンラインニュースの記事。詳細に関しましては、以下のリンクから記事をご覧ください。

「ビタミンD欠乏症」の子どもが3倍増。原因は紫外線対策のやり過ぎ?

簡潔に言えば、子どもたちの中で、「ビタミンD欠乏症」の子がどんどん増えていて、その原因の一つとして考えれているのが『紫外線対策のやり過ぎ』。すなわち、子どもたちが“日焼け”をしないことでこの症状が起きていると考えられるということだ。

記事の中にあるが、ビタミンDは太陽の光(紫外線)が子どもたちの皮膚に当たることで生成されるもの。だから、過度に紫外線対策をすることでこの生成が抑えられ、欠乏状態になるようです。

もちろん、原因はそれだけではなく、食生活の変化も影響の一つとしてあげられていますが、“日焼け”が減ったことは大きいみたい。

そして、ビタミンDが不足することで骨や脳、皮膚などにも影響が出てしまうなど、いろんな弊害が考えられるらしいので、決して侮ることのできない問題。

やっぱり、子どもたちは元気に外で遊んで、子どもらしく(!?)適度に“日焼け”して黒くなってる方が夏らしい、身体のためにもいいってこと。大人もそのあたりのことを考慮しながら、“日焼け”対策や、子どもの外遊びを上手に調整する必要もありそうですね。

数日続いた雨で少し気温が下がりはしたけど、昼間はまだまだ残暑が厳しく、日差しも強いので十分“日焼け”もできるはず。今のこんな時期こそ、しっかり外で遊んで“日焼け”しよう!!

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