理科・天気の知識。『雲量』の壁に阻まれる…(T_T)

快晴、晴れ、曇り、雨、雪。。。

もちろん、雨や雪などは空からそのものが降ってくるので非常にわかりやすいが、快晴と晴れと曇りの違いについては、自分の目で見て感じる空の様子と理科で勉強する『雲量』で定める天気の空の様子にはかなりの隔たりがある。今日はまず、そのあたりをちょっと勉強してみましょう。

『雲量』とは…。

目視および地上の観測機器を使用して観測した数種類のデータを基に、専門的な知識を持った観測者によって定められる。国際方式では「0」から「8」の9段階で表現し、日本の方式では「0」から「10」の11段階で表現される。霧などの視程障害時には雲量を観測できないことがあり、この場合は「雲量不明」とされる。(Wikipediaより引用)

中学校の理科で勉強するのはもちろん、日本の方式の『雲量』。「0」から「10」の11段階において、快晴、晴れ、曇りが決められている。この場合、その「0」から「10」の基準は、簡単に言えば空全体を10割として見た場合、その何割を雲が占めているかで決めるというもので、以下がそれによって決められる天気。

0~1の場合:快晴
2~8の場合:晴れ
9~10の場合:曇り

実際、自分が勉強した時もちょっと驚きでしたが、『雲量』8までが晴れ。空の8割が雲で覆われていても天気の上では晴れなのです。そんな違和感を感じるレベルだから、理科の入試問題などでもよく問われます。受験生のみんな、よく覚えておきましょう♪♪

そんな天気予報に弄ばれて…

ここからは余談。

空を眺め、気に入った空を写真に収めるのが大好きで、最近は寒さや眠さと戦いながら朝陽のキレイな場所に赴いて大好きな空を見ています。

数日前までの天気予報では、今朝は曇りだったのであきらめていたのですが、昨日の時点で天気予報が変わり今日は晴れて降水確率0%。ということで、今日は進路を北西にとって山から眺める朝陽に出会いに出掛けました。

約1時間半の早朝のドライブ。山頂に近付くと道端には雪もあって、道路も一部は凍結した状態。さすが少し北に上ると南部とは気温が全然違います。昨日の昼間の暖かさとの温度差から「雲海も見えるかな?」と期待しながら山に到着。駐車場に車を停めて少し残った雪を踏みしめながら山頂まで登ると360°周囲が見渡せる大パノラマの絶景がそこには広がっていました。

そんな景色を眺めながら、東の空に向かって日の出の時刻をしばらく待っていたのですが…。

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うっすらと雲海は見え、山々と空の隙間がほんの少し赤っぽく夜明けを感じさせてくれたものの、空一面を覆う雲に遮られて昇るキレイな朝陽には出会うことができませんでした。『雲量』8でも天気は晴れ。そんな予報に騙され(!?)てちょっぴり残念でしたが、それでも、朝の澄んだ空気と山頂からのキレイな景色が見れてささやかな幸せを感じて山を下りました。

また近いうちに、リベンジを果たしに行きたいと思います♪♪ (^^)v

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