記事のタイトルを見ただけですごく惹かれる人、特に保護者の方は詳しい情報が欲しいと思われるでしょう。
発達障害の乳幼児と親対象の療育教室が注目「専門的支援行われる施設は重要」
1月26日付けの産経新聞の配信ニュース。奈良市に開設された児童発達支援事業所が、子どもだけへの対応ではなく親子で受けられる専門的な療育指導を受けられる民間の教室として注目を集めているらしい。施設の概要や療育の内容に関しては、配信記事の内容を引用してご紹介させていただきます。
広さは約170平方メートルで、保育士や作業療法士、社会福祉士、児童発達支援管理責任者らを配置し、保護者同伴での通所利用に対応している。対象は1歳半から就学前で、障害福祉サービス受給者証を取得している乳幼児。発達検査や行動観察の結果を受けて個別の支援計画を作成し、マンツーマンで専門プログラムを提供している。
子供が療育を受ける様子を保護者がマジックミラー越しに見守る「観察室」を備え、療育後は保護者への指導・助言も実施。専門家が監修した独自プログラムは「生活リズム」「感覚・運動リズム」の調整が基礎で、カラフルなゴムボールがいっぱい入ったボールプールやブランコなどの遊具で体幹やリズム感、握力を鍛えたり、紙芝居で言語力を養ったりするなど、さまざまな療育が行われている。
教室の運営を行なっているのは、引っ越し大手、アートコーポレーション(本社・大阪府大東市)の関連会社だということをしってちょっと驚き。でも、この分野には大手企業や営利企業がビジネス参入をたくさんしてきている中で、同じく大手の福祉や教育とは違う分野の会社がこうして取り上げられるような素晴らしい支援を行なっているというニュースは同じ支援をする側としてもうれしい限り。大手企業ならではの力で日本中にどんどん事業所を立ち上げてくれたら、助かる子どもたちも喜ばれる保護者の方々もたくさんいると思います。
子どもたちの力を伸ばしてあげるためには、保護者の理解と協力は必要不可欠。それも、支援する側との共通認識、共通理解の下で子どもたちが戸惑うことのない形での支援を連続的かつ継続的に行なうことがとても重要。そういった意味で、親子で一緒に療育を受けられ、その方法を保護者も学び、さらに必要なポイントをきちんと指導してもらいながらその内容を家庭でも実践することはものすごく理想的な形であること間違いないです。
専門家からも「専門的な支援が行われる施設は大変重要」と指摘されているように、子どもたちの支援や成長には本当に重要だと感じる分野に本気で取り組む企業の今後の展開に大いに期待したいものですね☆