長期休暇中の授業では、普段の授業時にはできないような特別授業を組んでいろんな取り組みができることも楽しみの一つ。今日のお昼は、久しぶりにSくんとスーパーへのお買い物授業に繰り出し、お昼ごはんを買って来て一緒に食べました。
普段の授業の中ではさすがにお買い物には行けないものの、目で見た数字とお金のマッチングの練習は継続的に行ない、最近はお財布に入れたたくさんのコインの中から提示された金額をちょうど出すという練習も繰り返しています。でも、教室での練習と実際のお店での買い物では、やはり少々勝手が違います。今日も「レジで直接お金を出してみる?」と聞いてみましたが、やっぱりそこは少々不安があったようで、事前に計算をしてお財布からちょうど出しておいてレジでの支払いに臨みました。
ところが…。
予定外のアクシデント
いざレジで計算してもらうとアクシデント。商品が割引になっていたらしく陳列棚に書いてあった金額と実際の金額が違い、準備していた金額とは違う合計金額。最初、そのことに気付かなかったSくんはそのままのお金をレジのところに出しました。
「安くなってて金額が違うみたいよ。レジの数字見てみて!!」とSくんに声を掛けてうながすと、レジの金額と自分の出したお金を見比べて、スッと多かった金額分だけを取り去り、ピッタシのお金に変更できました。前だったら、きっとオロオロしてたと思う場面で、堂々とした対応。すばらしい!!
教室に戻ってごはん食べた後、Sくんに「すごかったね。あれだけ落ち着いてできるなら、今度はレジで直接お財布から払えるんじゃない?」と聞いてみると、大きく「うん!!」と頷いてくれました。お迎えに来られたお母さんにもその様子をお伝えしたらすごく喜んでいらっしゃいました。
久しぶりのお買い物で見せてもらった普段の練習の成果と成長した姿。感動ものです☆
こんな幸せもらえるから、この仕事はやめられません♪♪(^^)v