5月末から6月頭にかけてあちこちの学校で実施された定期考査や実力テストの結果がそろそろ出始めた。
テストを返されて一喜一憂する子供たち。
その結果報告を受けるこちらもかなりドキドキ…。
思った以上にいい成績から思いもよらない成績まで結果は様々ですが、本当に大切なのはこれから。
テスト自体の結果ももちろん大切ですが、そのテストの結果を次にどう活かすのかということが本当に大事なこと。
テストの結果を見るときにどうしても『〇(正解)』にばかり目が行きがちで疎かにされてしまっている『×(不正解)』。
『何点取れた』ではなく、『何点ミスした』という視点でテストを見返すことが本当に必要なこと。
見直しすることもなく、テスト問題や解答用紙を捨ててしまうなんてことは、まったくもって問題外だ。
そこをきちんとできる子とできない子とで、後々大きな差が生まれてくる。
でもやっぱりテストはテスト。
取った点数が重要なことは間違いない。
答案用紙や成績表を見たときには、必ずその子ががんばってできたことをきちんと評価して褒めてあげて欲しい。
その“褒めてもらった”という喜びは、子供たちにとっての大きな自信と活力になる。
特に、今回のテストが事実上初めての本格的なテストになる中学1年生組に対しては、きちんとした対応をしておかないと今後の成績やテストに臨む姿勢に大きな影響を与えかねない。
高校1年生組もそう。
中学校までのイメージでテストに望んだ子供たちは、想像以上に大変だったテストの内容と結果に戸惑いが見え隠れ。
ここできちんとした方向性を示しておかないと後々とんでもないことになってしまう。
そこのところをよく考えて、それぞれのご家庭でも対応して欲しいし、こちらも対応していきたいと思う。
自分自身が学生時代に受けるテストも大変だったが、指導する側になってもテストは大変なもの。
「自分がテストを受ける方がどれだけ楽か…」といつも思ってしまう今日この頃である。
テストの結果