本気で子どもの成長を願うなら、保護者の本気度は絶対条件です。

「私たちは魔法使いではありません。だから、子どもたちに寄り添って一緒に少しずつ成長することはできますが、一気に子どもたちを変えることはできません。また、私たちの力だけで、子どもたちを成長に導くこともできません。保護者の方々や学校の先生方、他にもその子に関わるたくさんの方々と力を合わせ、子どもたちと一緒にがんばっていくだけです。」

前にも少し書いたことがあります(2月22日付本ブログ『168時間のうちの3~4時間で何を優先順位の上位におくべきか?』)が、私たちが子どもたちに関われる時間は、一週間=168時間のうちほんの数時間程度。だからこそ、その時間とそれ以外の時間をどういう勉強の仕方をしながら過ごすのか?ということも含めて、共通理解の下に関わる人みんなががんばらなければなかなか結果に結びつけることはできません。すなわち、その大半の時間を過ごす保護者の方の本気のがんばりは絶対的に不可欠なのです。

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子どもと先生の間で守るべき約束ごとを決める。その約束を守るべく、言葉がけをしたり、応援したり、時には厳しく怒ったり…。

必要なところは他人に任せる。自分がやるべきところは自分ががんばる。

優しくすることだけが愛情ではなく、本人の成長を願うなら厳しく怒ることも愛情。優しくすることはできるけど、怒ることは苦手という保護者もいれば、怒ることはできるけど、優しくすることは苦手という保護者もいると思います。でも、苦手だからと言って、そこを避けていては子どもの成長を遅らせることになったり、妨げたりすることにも繋がります。

もし仮に保護者の方が「私は苦手だからできない。」と言ってそこをがんばろうとしないのなら、苦手なことが出来なくて困っている子どもに対して、決して「がんばってできるようになりなさい。」なんてことは言わないでください。自分はがんばろうとしないのに、子どもにだけ『がんばれ!!』と言うのはいかがなものかと思うし、そんな言葉は子どもには絶対届きません。

「子どもを成長させたい。」「子どもを変えたい。」と願うなら、それに対する保護者の本気度は絶対条件です。そして、それなくして私たちのサポートも簡単には実を結んでくれません。すなわり、子どもたちの成長

保護者が本気でがんばりましょう!!

本気で子どもと向き合いましょう!!

まずはそこから。

そうすればきっと、子どももそれに応えてくれますよ☆

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