プライベートでも仕事でも生きている時間の中で遭遇する色々な出来事。いいこともあれば、大変なこともある。人生においてあたり前の話。でも、いいことであれ大変なことであれ、日常の極平凡な場面ではないそれらの場面は自分自身にたくさんの気付きを与えてくれる。
ただ、いいことが起こっている時に気付けることと、大変なことが起こっている時でに気付けることでは自ずと違いがある。自分の身に起きることとしてはいいことばかりであるに越したことはないが、本当の意味で自分自身にとって大切なことに気付くことができるのは大変な時なのだと思う。
なぜなら、いい時には自分の立ち位置は通常の自分より上にある。だから自分のまわりをしっかり見ていたとしても、本当に大切な自分自身の足元は意外と見えていないもの。それに対して、自分が大変な時には自分自身の立ち位置は通常の自分より下。だからこそ、普段以上に自分のまわりや足元をしっかり見ることができる。だからこそ、たくさんの大切なものに気付くことができる。
ピンチをチャンスに
自分自身ができていること、できていないこと。
自分自身がやらないといけないこと。
自分のことを理解してくれている人のこと。
自分のことを応援してくれている人のこと。
自分自身が歩いて来た道。そしてこれから進んで行く道…。
そう思えば、大変な時も決して悪いことばかりではない。それを自分の気付きに、そして自分の力に変えることができれば、大変な時は実はいい時なんだと思えるかもしれない。子どもたちにもみんな、そう思って、どんなに大変な時でも“未来へ続く今”を前に向いてがんばり、そのチャンスをを活かしてたくさんの気付きをもらえたらいいね。