自分の中の一つの節目

約半年ぶりに髪を切りました。スッキリしたけど、やっぱり寒いかな…。

生まれてからずっと、髪は理容師の母(実は、実家は理容室でした。)に切ってもらってました。大学時代に岡山を離れていた時期も、日本を離れていた時期も他で髪を切ることはなく、いつも実家に戻ったときに切っており、自分の中ではそれが当然のことでした。

最後に髪を切ってもらったのが6月頃。すでに病気の関係でお店はほとんどやっていない状態でしたが、体調が良いときに家族の髪は切ってくれていました。いつもならそろそろ髪を切る時期に「また体調が良いときに切ってね。」と話をし、母ももちろん、そのつもりでいてくれていました。

その頃からだんだん病状が思わしくなくなり、正直なところ、体力的にももう無理かなぁ…って思ってはいました。でも、「また元気になって家族の髪を切る。」という気持ちも病気と闘うモチベーションにしてがんばって欲しいと願い、母に切ってもらえる日がまた来ることを心待ちにしてずっとそのままでいました。

結局、その願いは叶いませんでした。

時が経つのは早いもので、母との別れから2ヶ月近くが経ちました。先日、無事に49日の法要も終えて一つの区切りを迎えることができ、母の死後も切るタイミングを逸してしまってそのままにしていた髪を、今日思い立って切ってもらいました。

自分の中の一つの節目として…。

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