お昼過ぎに飛び込んできた衝撃的なニュース『澤穂稀が引退を発表』。そう遠くない未来にあるであろうとは誰しも想像していたことであろうが、とうとうこの時が来てしまった…。
女子サッカー界のレジェンド。この選手の背中に憧れ、その背中を追いかけ、たくさんの選手が目標にし、日本中のサッカーファンにもたくさんの感動と喜びを与えてくれた偉大な選手。
それを象徴するような、大好きな澤選手の写真です。
みなさんも目にしたことのあるワンショットだと思います。ドイツW杯にてなでしこジャパンが優勝した時の写真。その時のブログでもこの写真をご紹介させていただきました。
長きに渡り、日本女子サッカー界を牽引してきたこの背中が、一つの時代を創り、次の時代への大きな道標であったことは誰もが認めるところだと思います。もちろん、それを一番感じているのは同じピッチに立って戦っている他の選手たちに違いありません。
それをよく表している、有名な澤語録を…。
「プレーで引っ張っていくので、そこから何かを感じ取ってほしい」(2004年4月アテネ五輪出場を決めた時に。)
「苦しいときは私の背中を見て」(2008年8月北京五輪にて宮間選手に。)
こんなカッコいいことを言えるような人間ではないですが、子どもたちにこんなカッコいいことが言えるような大人になりたい。そして、こんな大人が一人でも多くなると、子どもたちはきっと、もっと成長できるはず…。