それは突然やってくる。まさに不意打ち…。
後で考えてみてもその日がいつだったのかはハッキリとはわからないことが多いんだ…。
でも気が付くといつのまにかそこにいるんだ。
ノックもせず、いきなり入り込んできて、ちゃっかりそこに居座って…。
ずぅーっと、ずぅーっと昔からそこにいたように、まるであたりまえのようにそこにいるんだ。
自分がそうなりたいと思った結果ではなく、本当に気が付くといつの間にかそうなっちゃってる。
それは、ときには勇気と光を与えてくれる。
それは、ときには絶望と闇を与えてくれる。
そう、生きていくために必要な、大切なものをたくさん与えてくれる。
そして…。
ずっとそこに居座り続けるもの。
気が付くといなくなっているもの。
ときには、それを自分から追い出してしまうことも…。
それはいつかいろんなものに形を変えてしまい、この世に“永遠”というものがあり得ないことを教えてくれる。
でもね…。
その想いは、決してウソじゃないんだよ。
どんな形であれ、どんな結果であれ、いつも心にある感謝の気持ち。「出逢ってくれてありがとう」と…。
“好き”って想いの、突然の来訪者。
突然の来訪者