今日はそんな中で“鉛筆”についての話を…。
算数の計算ミスが多くて困っている子のミスの原因の中に鉛筆で書く線の太さと字のスレ具合があります。
線が太すぎて字が潰れてしまったり、手で字がこすれて汚れたりすることで読み間違えてしまい、結果的に計算ミスにつながってしまうのです。
筆圧が弱い小さい子(特に小学校低学年)の場合、2BとかBといった濃い目で柔らか目の鉛筆を使うケースが多いんですが、これがその原因になりやすい。
学年があがっても、そのままそういった鉛筆を使っているとさらにそれは悪循環になります。
成長とともに、自然に筆圧も強くなっているので、もう少し固めの鉛筆を使っても十分対応できるようになっています。
それに、学年が上がると書く字もどんどん小さくする必要性も出てくるから、そのあたりも含めてHBかHぐらいの固めでできるだけ細く削っておくことが小さく細く字を書くためには必要なこと。
もし、それを使うことで字が薄かったり、線が細すぎるようなら鉛筆はそのままにして下敷きを少し柔らかい物に変えるという方法で少しは改善できます。
勉強するための用具を少し考えるだけでミスにつながる原因を減らして楽しく勉強することができるようになります。
用具はしっかり選んで使いましょうね♪♪