龍馬暗殺の謎

今夜フジTVで放送された番組。
思わず見入ってしまいました。
いろんな形で伝えられている龍馬の最期の瞬間。
ただ、どの説にも多くの謎があり、これまでの様々な研究によっても完全に解明されていない幕末の大きな謎。
北辰一刀流の免許皆伝の腕を持っていた龍馬が誰の手によって殺されたのか?そしてその刺客を送り込んだ黒幕は誰だったのか?
その謎が、どこまで明らかになったのかがすごく楽しみで最後まで見ていたが、これまでの諸説を並べたところで終ってしまい、正直少し残念だった…。
今日の番組の中でも、その犯行現場を再現し、遺留品やその当時の証言からいろいろな検証がなされていた。
だが、その中の龍馬の身長に関する説についてだけをとってみても、つい最近173cmとされる通説よりも実際には小さかったのではないかという研究の発表もされたばかりで、文献による研究の難しさを感じる。
そんな難しい部分を、龍馬伝の中ではどういった形で表現するのかというあたりも、違う意味で今後のちょっとした楽しみの一つである。
今日の番組を見て、ハッキリしないまま謎めいてしまっていることが、より大きな興味となったことは言うまでもない。
もし謎が解明されたとしたら、スッキリするのかな?
でも、その謎めいた部分があるからこそ、龍馬という人間が英雄であり、龍馬の魅力の一つだとおもうから謎は謎のままでいいような気もする。
でも、あれだけ引っ張っておいてあの終わり方はちょっと……。(苦笑)

-テレビ

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