テレワークとオンライン授業

首都圏を中心に非常事態宣言が発令された初日。対象地域ではいろいろな対応が行なわれており、関係施設としては、東京都渋谷区にある保育園が休園となり、それも含めて全体としてどのように対応していくかという点でいろいろ頭を悩ませているところです。

そんな中、今回の新型コロナウイルス感染対策の一つの方法として仕事のテレワーク化、そして塾関係ではオンライン授業などが推奨され、どんどん取り入れられていたり、特にテレワークについては、その導入に対して補助金が出るなど、様々な取り組みがなされています。

もちろん、Selfishにおいてもそれは例外ではなく、考え方の一つとして検討は進めています。

しかし、先生同士の連絡や事務関係の業務に関しては、テレワークでもなんとか進めることができますが、実際に、メインの業務となる子どもたちへの授業の対応は、簡単にテレワークにするなんてことができないのが実情。

加えて、複数での学びが中心の授業形態であれば、オンライン授業という形でも十分可能になるのですが、Selfishでの授業の大半は、オンラインでの形で授業を成立させることは少し難しいケースが多いので、検討の必要性があります。

でも、岡山県でも非常事態宣言が発令されたら、学習塾関係も基本的に教室での授業をお休みにすることが求められるようになるはずなので、そうなると難しいながらでもオンライン授業を導入するか、完全に休室にしてしまうかも含めて考えなければなりませんが、学びの空白期間が大きくなると、それはそれで学習習慣も含めて厳しい子たちが多いので、いろんな意味でどの答えを出すのが正解なのかを悩んでいます。

もちろん、Selfishのような小さい塾が、1ヶ月を超える期間休業を余儀なくされると、それを持ちこたえるだけの経済的体力はないので、それはそのままその後の運営の継続にまで関わる問題でもあるので、慎重に考えないといけません。

いずれにせよ、新型コロナウイルス対策で推奨されているテレワークもオンライン授業も、Selfishにとってはかなりハードルが高い話。他の業種でも同じような悩みを抱えている人たちもきっと多いと思います。

こんな悩みが杞憂に終わることを願いつつ…。

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