こう見えて(どう見えて!?←自分で突っ込んでみたりして…(苦笑))、実はちょっとだけ書道をかじってます。
自分自身の中では、“書道”の域まで達することなく、“習字”のレベルで止まってると思っていますが…。
いろいろな作品をたくさん見てきましたが、やっぱり一番好きな書家は『相田みつを』さんです。
相田みつをさんの作品を好きな方はたくさんいると思います。ほんとに言葉は奥が深いし、なにより作品そのものから伝わってくる温かさに癒されます。その言葉の数々に、何度助けられたり励まされたりしたことか…。
たくさんの作品の中から、私自身が好きな作品をこの場で紹介させていただきたいと思います。これをきっかけに相田みつをさんを知っていただけたり、さらにファンになってくださる方が一人でも増えたらいいなぁと思ってます。
最初に紹介する作品は、私が一番好きで、いつも悩んだり落ち込んだりしたときに思い出す言葉です。
この作品を初めて知ったとき、素直に「なるほどなぁ~☆」と感心しました。たしかに悩んでいるときって自分自身が中ぶらりんの状態で、普通ならそこから下に落ちることをみんな嫌がるはずなのに…。
下まで落ちてしまう。そして地に足を着ける。そうすれば、焦ったり、もがいたりすることなく冷静に自分自身を見ることができるってことなんでしょうね。それこそが‘落ち着く’ってことだって教え。言葉の解釈の深さを改めて痛感した一言です。
人間、大きく飛び上がろうとしたら、一度しゃがまなければいけない。下まで落ちてしまえば、そこから下はないので後は上に向かって浮上するだけ!!
この言葉をいつも胸に刻みつけているのに、何かあるともがいてばっかりの人間がここに……。