今年は例年以上の猛暑になると言われており、今月に入ってから『熱中症』で救急車で搬送されたり、病院にかかった人は、昨年同期の約5倍にも昇っていると言われています。
実際、昨日の昼間にままごとハウスの組み立てで日中の長い時間を炎天下で過ごしましたが、暑さで汗は半端なかったし、1日でかなり日焼けして腕は赤くなっています。もちろん、『熱中症』対策でかなり水分補給はしましたが、夜になっても体内にこもっている熱は抜け切らない感じでずっと暑く感じていました。
ということで、いろんなところで耳に、目にしていると思いますが、ここでも少し『熱中症』の基礎知識や対処法を改めてご紹介し、子どもたちが元気いっぱい楽しい夏休みを過ごし、暑い夏を乗り切るための方法を勉強してみたいと思います。
『熱中症』の基礎知識
【『熱中症』とは?】
熱中症は、運動や暑熱から起こる体の障害の総称です。 熱射病や 日射病と呼ばれているものは、重症の熱中症のことです。
医学的にいう熱射病は、 視床下部の体温を正常に保とうとする機能が低下して、汗がとまってしまい、体温が40℃を超えて、そのままでは死に至る極めて緊急性の高い状態を指します。このうち、太陽光がその一因となるものを日射病といいます。
(Yahoo!ヘルスケアより)
【『熱中症』の予防法】
日常生活で熱中症を予防するためには、脱水を防ぐとともに体温上昇を抑えることが基本です。炎天下の屋外などで発生するイメージのある熱中症ですが、近年は室内でも多く発生しています。適切な水分補給はもちろんのこと、ゆったりした衣服で通気を確保する、すだれを利用して窓からの日射を遮る、向き合う窓を開けて部屋の風通しを良くする、などを心がけ、それでも暑さを感じるときは無理に我慢せず、エアコンなどの空調設備を積極的に利用しましょう。日常生活の中でちょっとした注意や工夫をすることで、熱中症を予防できます。
(Yahoo!ヘルスケアより)
【『熱中症』の対処法】
①涼しい場所に移動する
屋外の場合は木陰などの涼しい場所に、屋内の場合はエアコンが効いた部屋や風通しのいい場所に移動しましょう。とにかく、日差しから遠ざかって、身体の外からの熱をシャットアウトすることが大切です。
②衣服を緩める(体を締め付けない)
ベルトやネクタイ、ボタン類など服装全体を緩めて風通しを良くし、楽な状態にしましょう。締め付けられた状態は暑さだけでなく、血流にも影響してくるので、体に負担のかからない状態にすることが大切です。
③身体を冷やす
出来れば保冷剤や氷嚢などがいいですが、なければタオルを濡らすなどして顔や手足に当てて冷やしたり、うちわなどで扇いだりして、とにかく身体を冷やすことが第一です。特に、首まわり、腋窩部(腋の下)、鼠径部(足の付け根)あたりには大きな動脈があるため、このあたりにはさんで冷やしながら体温を下げるのが効果的です。
④水分を補給する
水分補給はもちろん大切なのですが、水分なら何でもいいというわけではありません。汗が大量に出ている場合は、体内では水分だけでなく塩分も不足しているので、水分だけを補給するとさらに体内の塩分濃度が下がってしまい、けいれんなどが起きて危険な状態になる場合があります。スポーツドリンクや経口保水液など、塩分を含んだものが体に無理がなく、効果的に水分と塩分が補給できます。ただし、意識障害がある場合には、誤嚥する可能性もあるので対応には十分注意しましょう。
大人と子どもは違うということも意識して
子どもたちは大人に比べて体温調節機能が未発達な場合が多い上に代謝が活発なため、仮に同じ状況下にいたとしても大人以上に体の水分を失ってしまうことがあり、急速に脱水症が進みやすいため、『熱中症』にも陥りやすくなります。
「大人が大丈夫=子どもも大丈夫」なんて単純な図式にはならないので、常に気にかけながら、しっかりケアをしてあげることが必要です。特に子どもたちは自分の状態を連星に判断することが難しいので、大人がしっかりと気にかけておかないといけません。子どもの口から「SOS」が出る場合は、状態がかなり悪いと思った方がいい場合が多いです。
Selfishでも、夏休みは通常のように夕方以降が中心ではなく、学校の休みに合わせて昼間の暑い時間帯に授業をすることも多くなるし、外での活動や行事も増えるので、そのあたりを十分気を付けて、子どもたちのケアをしっかりしていきたいと思っています。
みなさんも十分に気を付けながら猛暑を乗り切り、楽しく夏を過ごしましょう♪♪