責任の取り方

昨日放送分の『大切なことはすべて君が教えてくれた』を見ました。
今までどちらかと言えば‘いい子’ちゃんだった修二が、一回りも二回りも成長して、すごく大人の男になりましたね。
ドラマの中の話とは言え、あの“責任の取り方”には男らしさを感じました。
あれが責任を持って仕事をすること、そして覚悟を持って仕事に望むことだと思います。
ドラマのサイトへの視聴者からのメッセージを見ていても、修二の言動に対する肯定的な意見や、修二と夏実を応援するメッセージがいっぱい書き込まれていた。
次回、どんな展開を見せるのかがすごく楽しみです☆
って、今回は別にドラマに関するコメントだけを書きたかったわけではないんですよ。
このドラマを見たときに、あの修二の“責任の取り方”と、今の国会でやっている国会議員の無責任なやりとりがリンクして…。
先日の政治献金問題での前原外相の辞任。
今回、問題になっているのは政治献金規正法に違反してたってことは、【法】を犯していたってことでしょ!?
【法】を犯しておいて、処罰をされることもなく、役職を辞任するだけでおしまい!?!?
そして、本人のコメントが「職を辞することで政治家としてけじめをつけるべきだと考えた。政治家としての足元を見つめ直し再構築に力を注いでいきたい。」っていうんだから、笑わせるなって話。
前にも言ったことがあるけど、政治家としてよくないことをしてその責任を取るっていうんだったら、きっちり政治家の職を辞することがその“責任の取り方”っていうもんじゃないのかな?
主婦の年金救済問題に関してもそう。
国の財政に関わるような大きな問題を、法制化することもなく、課長通達レベルで実施されるなんて実際に有り得ることなんだろうか?
そして、その内容を現職の細川厚労相は実施開始後まで知らなかったというし、それを決めた長妻前厚労相からの引き継ぎはなかったなんて答弁まで出る始末。
その責任の転嫁合戦もどこで収まりをつけるのやら…。(苦笑)
政治家という人種の厚顔無恥さ、図々しさ、一般的な社会通念との感覚のズレにはホトホト呆れてしまう。
そんな人間たちに任せておいて、この日本という国がまともな方向に進めるわけがない。
もうちょっとまともな政治家はいないんだろうか?
政治家はみんな、『大切なことはすべて君が教えてくれた』の昨日の放送分でも見て、“責任の取り方”を勉強したら!?!?

-テレビ

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