「なんのために勉強するの?」

と、子どもに聞かれたらなんて答えますか?

こんな興味深い内容のタイトルがネットニュースで目に飛び込んできました。
もちろん、よく耳にする話なので、興味津々でその投稿を読んでみました。

まず、最初にとても衝撃的なことが書いてありました。(太文字部分はそのまま抜粋させていただいた部分です。)

「なんのために勉強するの?」という質問がされている時点でもう親子関係は破綻していると見た方が良い。
子供が親を信頼しておらず、どうせ勉強する理由なんてお前答えられないだろうという感情含みでこういう質問を投げかけてくる訳です。

これに続いて、こういう質問が投げかけられています。

お子さんの勉強の相談に来る親御さんに、ほぼ100%共通していえることですが、ご自身は勉強をされていない、ご自身では勉強する必要性を感じていらっしゃらない、ご自身では子供に勉強せねばならない理由を説明できないというところがあります。心当たりはありませんか?

いやぁ~、耳(読んでるのだから目?)が痛い方も多いのでは?

たとえば、子供がゲームばかりするのは、家の雰囲気がそういう雰囲気になっているからです。父親がビールを飲みながらソファに根っころがってだらだらしている家で、子供が勉強しますか?親が勉強せずに、給料をもらってくるのに、子供が勉強の必要性を感じますか?

たしかに!!
子どもたちの学習環境を整えることは、学習ができるようになるための第一歩。
それに“親の背中を見て子は育つ”なんてこともよく言われますよね。

ここでは、子供の質問に対して、まずは答えるための準備をきちんとする必要があると書かれています。
その答えがコレ。

だからまず、子供の夢と適性から落とし込んで進路を指導することという大前提、勉強する環境と空気を作るという前提をしっかり整えてから、子供の質問に答える必要があります。これには一週間も掛からないと思うので、とりあえずこの質問をされたら解答は一週間保留しましょう。

その上で、最終的な質問の答えとしては以下の回答が書かれていました。


大人になってから出くわす、あらゆる問題・課題は大学入試で偏差値を10上げる、素点を100点上げることなんかより、はるかに難しい事ばかりです。たか
だか大学入試も乗り越えられない奴に、ありとあらゆる問題解決をすることはできないとまではいわなくても難しいと思います。


つまり、自分の生まれて来た理由、今生きている理由を探すというポジティブな側面においても、人に騙されないようにする・人の人生を自分の人生として生きないようにするというネガティブな側面においても、やはり勉強をすることは大事なのです。

以上が勉強せねばならない理由です。お子さんにこれを聞かれたら、自分なりにアレンジしてお伝えいただければ幸いです

途中を端折ってしまっているのでこれだけ読んでもよくわからないかと思いますが、この方が結論として言っているのは、こんな答えでした。
全部を詳しく読んでみたいと思われる方はこちらからどうぞ。 → togetter

読んでみての個人的な感想としては、「う~ん、言わんとしていることはわからないではないが、そんな説明で子どもたちが納得してくれるのかな?ちょっと理屈っぽすぎるし…。」ってとこ。

ここのフォロワーも大学生が中心みたいなので、少し年齢層も学力も高いレベルの人たち向けの回答であり、単純な質問としてぶつけてくる小・中学生あたりにはちょっと通用しない回答だとは思います。

が、答える側(親や教師といった大人)がいろんなことを考え、襟を正す意味の教訓として受け止めるにはいい教材になるのでは?と思ってご紹介させていただきました。

これを参考にしながら、ご自分なりの答えを用意して、子どもさんと勉強することの必要性についてお話ししてみてはいかがでしょうか?

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