百尺竿頭に一歩を進む

投稿日:2007/01/18 更新日:

「目標達成の次はどこに進むか」

悟りを求めて修行を積み、高く高く進んでもうこれ以上先がないところが「百尺の竿の先」。そこまで行っても満足せずもう一歩先に行け!というのが「進一歩」です。しかし、その先はもう竿がないのですから進めない。どうするのでしょう。
後ろに進むのです。悟りの境地を得るためにひとり向上したその修行を、一歩進めて「後退」し、人々のために尽くす所に降りていく。退くこともまた前進です。
そのくらい「進一歩」は大切。あなたの日常にもあるはずです。
合格した時、結婚した時、大金を手にした時、資格をとった時。目標を達成した時に、それに満足して歩みを停めない事が重要です。その位置に満足して立場に留まり執着すると失うことの悩みが始まる。
人生には、常に次があるのです。

「百尺竿頭に一歩を進む」=『ひゃくしゃくかんとうにいっぽをすすむ』と読むそうです。
偉い人が悟りを啓いたり、何か成功をおさめたときでさえ、さらにもう一歩進みなさいというこの教え。
“前進”だけが進むことではなく、“後退”もまた大切な一歩になる。改めて、禅の教えの奥深さを感じた作品です。
自分の場合、悟りはもとより成功をおさめることすらないため、その結果満足して歩みを停めるということはありませんが、失敗したり悩んだりしたときに歩みを停めてしまうことは多々あって…。
そんなとき気持ちの中では、「ここで踏ん張って前に進まないと!」といつも思っていました。とにかくガムシャラに前に進まないと、自分自身を見失ってしまいそうで…。でもそんなときに前に進むことって本当に大変なんですよね。
この作品の本来の意味とは、自分の解釈は若干異なると思います。
でもこの作品を読んで、すごく気持ちが楽になりました。
自分が立ち止まってしまいそうなとき、後ろに進むこともまた一歩歩みを進めたことになる。
そしてそこで、もう一度自分をしっかり見つめなおして、次を目指して進んでいけばいい。
この気持ちを忘れずに、歩みを停めることなく進み続けたら、いつかきっと自分の目指す目標に辿り着けると信じて…。

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