中途半端に子ども。中途半端に大人。

大人と子どもの狭間(!?)という感じの中学生や高校生。と、一口に括ってしまうのはさすがに無理かな?13歳から18歳という、ある意味、子どもから大人へと一番大きく成長するであろう、大切であり、それだけに難しい時期。

特に男の子。精神的に成長が早い女の子たちと比べ、中途半端に成長し、同性間でもその成長度合いに著しい差が生まれる男の子。まぁ、ついこの間までランドセルを背負っていた中学1年生から、卒業後には社会人として働き始める子もいる高校3年生まで…と考えると、その成長の差が大きいのも仕方ない気はする。

中途半端に子ども。

中途半端に大人。

何かと扱い方が難しい…。

こんなことを偉そうに言いながら、間違いなく自分もそうだったから気持ちが理解できないわけでもないし、行動もわからないわけでもない。でも、その“中途半端”であるということを、都合よく使うのは、やっぱりズルい。

中途半端に子どもの子が、都合のいい時だけ大人のフリ。

中途半端に大人な子が、都合のいい時だけ子どものフリ。

いけないことや、本人自身が困るようなことは、やはり、きちんと間違いであると指摘して、より良い方向に導いていかないといけない。それが大人の大事な役割であり、番今日以上に大切な教育に求められる力。

ただ「いけないことをいけない」として抑え込んでみてもそれは逆効果になることもあるので、ちゃんと理解した上で本人が自分の意識で言動が変わるように成長を促したい。

いろんな意味で興味関心の幅が広がり、それでいて“中途半端”な年頃なので非常に難しいけど、諦めず、根気強く、成長を信じて向き合うしかない…。

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